韓国、ロブロスのヒューマノイド20台を半導体、自動車、造船、物流の現場へ 作業員の隣で実証
韓国産業通商部は13日、プレスリリースで規制特例審議委員会がロブロスによるヒューマノイド20台の現場投入をネパス、星宇ハイテク、HD現代三湖、デリバリーラボで認める実証特例を承認したと発表した。固定型ロボットを前提とした安全柵の規定が外れる。マウムAIの四足歩行巡回ロボットの歩道実証も初めて認めた。
韓国産業通商部は13日、プレスリリースで金正官長官が主宰した2026年第6回産業融合規制特例審議委員会がロブロスのヒューマノイド現場実証を承認したと発表した。20台がネパスで半導体後工程の円形CRS部品の洗浄、星宇ハイテクで車体部品の位置決め、HD現代三湖の造船所で足場固定部材の積み付け、デリバリーラボで冷蔵物流梱包材の積み込みを担う。
韓国の産業安全保健基準規則は産業用ロボットを固定型と想定して安全柵の設置を義務付けており、人と空間を共有して動くヒューマノイドの配置は事実上できなかった。委員会は雇用労働部の基準に沿ったリスクアセスメントとリスク低減措置を条件に特例を認め、同部は安全基準見直しのデータを得るとしている。同じ会合では、マウムAIが天安市の河川沿い遊歩道や公園で自律走行の四足歩行巡回ロボットを運用する実証も初めて承認された。
MEKAWIRE分析
韓国の工場でヒューマノイド実証を縛ってきたのはロボットの性能より安全柵の規定であり、今回の特例はそれを改める最初の根拠づくりだ。
日本でも労働安全衛生規則は産業用ロボットに柵などの措置を求めており、協働運転の要件緩和は進んだものの、歩き回るヒューマノイドを人の隣で使う道筋はまだ定まっていない。韓国は規制サンドボックスで現場データを集め、規則改正につなげる手順を選んだ。MEKAWIREは5月、韓国のAIロボット連合が発足1年で会員280社に増えたと報じた。ただ20台、4拠点は試験規模にとどまり、実証期間や開始日は示されていない。実証の開始時期、移動型ロボットに関する規則改正、産業通商部の四半期ごとの進捗報告が次の注目点だ。
- 6th industrial convergence regulatory special-case committee of 2026, MOTIE
- Oct 13, 2026, Korea Chamber of Commerce, Seoul
- Nepes (chips), Sungwoo Hitech (auto), HD Hyundai Samho (shipbuilding), Delivery Lab (logistics)
- 16 items in total
- Regulatory sandbox demonstration exemption
- Labour ministry risk assessment and risk-reduction measures
- 20 Robros units
- Maum AI quadruped patrol on Cheonan riverside walkways
