Universal Robots
協働ロボットアームとプログラミングソフト「PolyScope」を手がけるデンマーク オーデンセの企業。2015年から米テラダインの傘下にあり、テラダインのロボット事業グループに属する。
- 韓国トゥモロー・ロボティクス、ロボット基盤モデル「Habilis Brain 0」公開 LIBERO成功率99.55%と発表
韓国のフィジカルAI新興企業トゥモロー・ロボティクス(張丙卓、朴相旭の両共同代表)は7日、物体の把持と移動に特化したロボット基盤モデル「Habilis Brain 0」を公開したと、韓国のロボット新聞とイーデイリーが報じた。MEKAWIREは同社の発表資料原文を確認できておらず、性能値は報道された同社の主張である。報道によると、作業中に手と物体の位置がどう変わるべきかを学習するVLAモデル「GC-VLA」に、成功と失敗の経験から基本方策を補正する強化学習技術「GCRF」を組み合わせた。シミュレーションのLIBEROベンチマークでGC-VLA単体は95.20%、統合モデルは99.55%の成功率だったという。実機では、レインボーロボティクスの双腕移動ロボット「RB-Y1」で約3時間の実演データから学習を始め、ロボット自身が集めた経験と人が修正したデータを追加して物流ピッキングを400回連続で成功させた。ユニバーサルロボットのUR5eでは両手による密閉容器の梱包を、ロボティズの「AI Worker」では物体を落としたり位置がずれたりした際の作業回復を実演した。一つのモデルを3社のアームに載せるという主張は、ファナックや安川電機のアームを使う日本のインテグレーターにとっても、ハードとソフトの分業がどこまで進むかを占う材料になる。MEKAWIREの報道では基盤モデルは米中の研究組織が主導してきた。
言及 - 産業用ロボットに「目」を後付けする仏インボルト、1250万ドル調達 自動車工場からデータセンターへ
産業用ロボットが部品を認識し動作をリアルタイムで補正できるようにする3DビジョンAIソフトの仏インボルトは2026年9月30日、仏シフト4グッド主導で1250万ドルを調達したと発表した。米国とアジア太平洋での事業拡大と、データセンターや電子機器製造への参入に充てる。累計調達額は3400万ドルとなった。
言及 - 中国のロボット部品2社が2日連続で香港上場、本末科技と歓創科技が計17億6000万香港ドルを調達
家庭用ロボットや車輪脚ロボット向けのダイレクトドライブモーターモジュールを手掛ける本末科技(Direct Drive Tech)は2026年9月29日に香港取引所に上場し、10億8000万香港ドルを調達した。ロボット掃除機向けLiDARの歓創科技(Camsense)は翌30日に上場し、個人向け公募には3546.91倍の申し込みが集まった。両社とも目論見書で上位5社の顧客が売上高の8割超を占めると開示した。
言及 - ユニバーサルロボット、第7世代協働ロボット基盤を発表 親会社テラダインは中国JAKAを欧州統一特許裁判所に提訴
デンマークのユニバーサルロボット(UR)は2026年9月14日、gシリーズの新型アーム3機種、演算性能を40%高め設置面積を30%縮めたCB7コントローラー、ROS 2通信対応を柱とする第7世代プラットフォームを発表した。その2週間前、親会社テラダイン ロボティクスは中国JAKAのドイツ法人を欧州統一特許裁判所(UPC)に提訴した。中国の協働ロボット企業を相手取った欧州での知的財産訴訟は今年2件目となる。
当事者 - 中国の協働ロボット珞石(ROKAE)が香港上場、個人向け応募156倍 オーバーアロットメント含め約10億香港ドル調達
中国のロボットメーカー珞石(山東)機器人集団(ROKAE)は2026年7月9日、香港取引所メインボードに銘柄コード3752で上場した。H株23,031,900株を1株38.00香港ドルの固定価格で発行し、調達総額は8億7520万香港ドル。香港公募の応募倍率は156.58倍、国際配分は11.96倍だった。8月5日にオーバーアロットメントが全額行使され、調達総額は約10億0650万香港ドルに拡大した。
言及 - 米スタンダードボッツ、企業価値10億ドルで2億ドル調達 ニューヨーク工場を7万平方フィートに拡張
米国の産業用ロボットアームメーカー、スタンダードボッツ(Standard Bots)は2026年6月9日、RoboStrategyが主導しGeneral Catalystなど既存投資家が参加したシリーズCで2億ドルを調達したと発表した。同社が示した企業価値は10億ドル。ニューヨーク州グレンコーブの工場を7万平方フィートに広げ、2027年に米国の新規産業用ロボット導入の10%を担う見通しだとしている。
言及 - 斗山ロボティクス、エヌビディアとの協議を経て2028年に産業用ヒューマノイド投入へ 欧州拠点はフランクフルトに
斗山ロボティクスは4月29日、エヌビディアのMadison Huang氏の訪問を機に、2027年に自社のAgentic Robot O/Sを基盤とするソリューション、2028年に産業用ヒューマノイドを投入する計画を明らかにした。5月には欧州拠点をフランクフルトに移して現地修理と教育を拡充し、6月にはシカゴでAIパレタイジング製品PalletizHD+を初公開した。
言及 - ユニバーサルロボット、独で中国エリートロボットに仮処分 テラダインのロボット売上高は9100万ドル
独ハンブルク地方裁判所は2026年4月21日、テラダイン・ロボティクスの申し立てを受け、エリートロボットの独法人に対しソフトウエアの販売を差し止める仮処分を出した。1週間後、テラダインは1~3月期のロボット部門売上高が9100万ドルだったと発表した。
当事者 - 独ワンデルボッツ、シュンク、EYが中堅製造業向けフィジカルAIで提携 エヌビディアOmniverse活用
独ドレスデンのロボットソフト企業ワンデルボッツ、把持機器大手シュンク、コンサルティングのEYは2026年4月19日、シュンクのGROW自動化セル、NOVA、エヌビディアOmniverseを組み合わせた欧州中堅製造業向けの標準パッケージで提携すると発表した。同日、ゲスマンはハノーバーメッセでNOVA搭載ロボットを披露すると発表した。
言及 - スキルドAI、ゼブラの旧フェッチ物流ロボット事業を2000万ドルで取得 5年前の買収額3億100万ドルの6.6%
ロボット基盤モデル開発のスキルドAIは2026年4月15日、ゼブラテクノロジーズのロボティクス部門(旧フェッチロボティクス)を買収したと発表した。ゼブラが米証券取引委員会に提出した四半期報告書によると、取引は3月27日に完了し、対価は現金、エスクロー、スキルドAI株式の合計2000万ドルだった。ゼブラが2021年にフェッチを買収した際の対価3億100万ドルの6.6%にとどまる。
提携先 - 中国協働ロボットの華沿機器人が香港上場、個人向け公募倍率5059倍
中国の協働ロボットメーカー、広東華沿機器人は2026年3月30日、香港取引所に銘柄コード1021で上場した。公開価格17.00香港ドルで15億7934万香港ドルを調達し、一般公募倍率は5,059.38倍に達した。2025年の売上高は24.6%増の3億8690万元だったが、約2990万元の純損失を計上した。
言及 - 斗山ロボティクス、2025年の営業赤字595億ウォンに拡大 協働ロボットアーム売上が半減、米子会社に1600万ドル追加出資
韓国の斗山ロボティクスが韓国の電子公示システムDARTに提出した資料によると、2025年の連結売上高は前年比29.6%減の329億8000万ウォン、営業損失は594億7000万ウォンに膨らんだ。関税を巡る不透明感で北米売上が約5割減り、主力の協働ロボットアームの売上はほぼ半減した。同社は2026年3月26日、旧ONExiaである米子会社Doosan Robotics Americasに約1600万ドルを増資し、工場の拡張移転に充てると決めた。
言及 - EU、ソフトバンクによる53億ドル超のABBロボット事業買収を承認 EBITDA17倍でロボットの頭脳に体を与える
欧州委員会は2026年3月11日、ソフトバンクグループによるABBのロボット事業買収(企業価値53億7500万ドル)を簡易手続きで承認した。買収額は2024年EBITDAの17.2倍で、ソフトバンクが1月に主導したSkild AIの評価額の下限はその2.6倍にあたる。中国と米国の承認が残り、両社は2026年半ばから後半の完了を見込む。
言及 - 現代自グループ、セマングムに9兆ウォン 年産3万台のロボット工場とGPU5万基のデータセンターを同じ敷地に
韓国の現代自動車グループは2026年2月27日、全羅北道群山市のセマングムにロボット、AI、水素を一体化した拠点を設け、2026年から約9兆ウォンを投じると発表した。4000億ウォンのロボットクラスターには年産約3万台の完成ロボット工場、中小企業向けの受託生産ファウンドリー、部品団地が入り2029年に完工する。隣接して5兆8000億ウォンのAIデータセンターを建設し、GPUを段階的に5万基まで増やす。
言及 - オートストア、10~12月期の受注と売上高が過去最高 通期は10%減収、純利益4割減
ノルウェーの立体自動倉庫大手オートストアは2025年10~12月期の売上高が1億7970万ドル、受注高が1億9420万ドルとなり、いずれも四半期として過去最高を記録した。一方、通期の売上高は前期比10.4%減の5億3860万ドル、純利益は40.1%減った。顧客の意思決定の長期化や構造改革、ロボット在庫の評価減が響いた。
言及 - テラダインのロボット部門、2025年売上高16%減の3億800万ドル 約400人を構造改革
テラダインはURとMiRからなるロボット部門の2025年10〜12月期売上高が8900万ドルと前四半期比約19%増えたものの、前年同期の9800万ドルを下回ったと発表した。通期のロボット売上高は3億800万ドルに減り、約400人が構造改革の対象となった。グループ売上高はAI半導体テスト需要で44%増えた。
当事者 - 独ミュンヘン発のロボット企業RobCo、1億ドルのシリーズC調達 ライトスピードとエクソール系リンゴットが主導、サービス型工場ロボットで米国開拓
AI搭載の産業用ロボットを製造業向けにサービス型で提供するRobCoは2026年1月29日、ライトスピード ベンチャー パートナーズとリンゴット イノベーションが共同で主導したシリーズCで1億ドルを調達したと発表した。資金はフィジカルAIの開発、大企業向け導入の拡大、米国事業の強化に充てるが、企業価値や導入台数は開示していない。
言及 - ファナック、ロボット受注21%増 中国と欧州が回復、iREX後に協働ロボットCRXのフィジカルAI関連受注が1000台超
ファナックは2025年10〜12月のロボット部門受注が前年同期比20.9%増の988億円になったと発表した。ロボット売上高は21.9%増の966億円だった。通期の売上高予想を8407億円に引き上げる一方、営業利益予想は30億円引き下げた。12月のiREX以降、フィジカルAI関連でCRXを1000台超受注したことも明らかにした。
言及 - マイクロソフト、初のロボットAIモデル「Rho-alpha」を公開 触覚と人の修正から学ぶPhi派生モデル
米マイクロソフトの研究部門マイクロソフト リサーチは2026年1月21日、同社初のロボットモデル「Rho-alpha(ローアルファ)」を発表した。Phi系の視覚言語モデルから派生し、Azure上で動かす米エヌビディアのIsaac Simによる合成データでも学習した。研究向け早期アクセスで提供を始め、後にMicrosoft Foundryで提供する計画だが時期は示していない。
言及 - ファナック、ROS 2とNVIDIAにロボットを開放 過去最多出展の国際ロボット展はフィジカルAIの競演に
ファナックは2025国際ロボット展(iREX2025)でオープンソースのROS 2ドライバを公開し、Pythonをロボットの標準言語とするとともに、NVIDIAの技術を使ったフィジカルAIを披露した。安川電機はソフトバンクと覚書を結び、通信網のエッジとロボットでAIを分担するオフィス向けロボットを公開した。主催者によると出展者数は673社団体と過去最多、来場者は15万6110人だった。
言及 - 米Generalist AIが「GEN-0」公開、27万時間の実世界操作データでロボットのスケーリング則を初めて主張
米ロボットAI新興企業のGeneralist AIは2025年11月4日、身体性を持つ基盤モデル「GEN-0」を公開した。同社は70億パラメータで能力の相転移を観測し、100億パラメータ超まで拡大したと説明した。事前学習データは27万時間を超え、毎週1万時間以上増えているという。結果は査読論文ではなく同社ブログで発表された。
提携先 - ソフトバンクG、ABBのロボット事業を53億7500万ドルで買収 分社上場は撤回、EBITDAの約17倍
ソフトバンクグループはABBのロボット事業を企業価値53億7500万ドルで買収すると、両社が2025年10月8日に発表した。ABBが計画していた2026年の分社上場は取りやめとなる。同事業の2024年売上高は22億7900万ドル、従業員は約7000人で、EU、中国、米国の承認を経て2026年半ばから後半の完了を見込む。
言及 - 米Skild AI、四脚や人型、アームを一つで動かすロボット基盤モデル「Skild Brain」を公表
米Skild AIは2025年7月29日、シミュレーションとインターネット動画で事前学習する2層構造のロボット基盤モデル「Skild Brain」を公表し、四脚ロボット、人型ロボット、卓上アーム、移動マニピュレーターで動くと説明した。顧客や価格は示さなかったが、機体を問わない戦略はその後の140億ドル超の企業価値とARR1億ドル超につながった。
提携先 - 斗山ロボティクス、米SIerのONExia株89.59%を2719万ドルで取得 アーム単体から包装セル一式の販売へ
斗山ロボティクスは2025年7月28日、米ペンシルベニア州のロボットSIer、ONExiaの株式89.59%を最終的に374億1360万ウォン(2719万ドル)の現金で取得すると決め、同年9月17日に完了した。ONExiaはその後斗山の米販売法人を吸収してヘイリオンの包装案件を受注したが、合併会社は赤字に転じ、斗山は持ち分を94.12%に引き上げた。
言及 - 独NEURA Robotics、Lingotto主導のシリーズBで1億2000万ユーロ調達 受注残10億ユーロと公表
ドイツ南西部メッツィンゲンのNEURA Roboticsは2025年1月15日、Lingotto Investment Managementが主導するシリーズBで1億2000万ユーロを調達したと発表した。資金は研究開発、新製品投入、ロボット向けOSとスキル市場を兼ねるNeuraverseに充てるとし、従業員300人超、1年で売上高10倍、受注残10億ユーロを開示した。
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