Stereolabs、ロボット用コンピューターZED Box 2発売 Jetson Thor搭載Maxは5999ドルから
2月にLiDARメーカーOusterが買収したZEDカメラのStereolabsは27日、同期したGMSL2カメラを最大8台つなげるロボット用コンピューターZED Box 2シリーズを発表した。標準機はNVIDIA Jetson Orin NX(最大157TOPS)を高さ55ミリのファンレス筐体に収め1799ドルからで10月出荷。
Jetson Thor T4000とT5000を積むMax(最大2070 FP4 TFLOPS、メモリー128GB)はロボット上でVLAモデルを動かし、5999ドルと7999ドルから、11月末出荷となる。
Stereolabsは27日、自社サイトでロボット向けエッジAIコンピューターZED Box 2シリーズを発表した。パリ発祥のZEDカメラメーカーで、2月4日にLiDARのOusterが買収した。上位機ZED Box 2 MaxはNVIDIA Jetson Thorを搭載し、最大2070 FP4 TFLOPS、メモリー128GBで、生成AIや視覚言語行動(VLA)モデル、センサーフュージョンをロボット上で処理できると同社は説明する。直販価格はT4000版が5999ドルから、T5000版が7999ドルから。
標準機ZED Box 2はJetson Orin NX(8GBで117TOPS、16GBで157TOPS)を高さ55ミリのファンレス筐体に収め、1799ドルからで10月に出荷する。Maxは11月末出荷。両機ともQuad Fakra-Zコネクター2基でGMSL2カメラを最大8台受け、ハードウェアでフレームを同期する。MaxはCAN4ポート、USB4ポート、アクチュエーターを直接駆動するPWM出力4系統、10GbE4回線のQSFPポートを加えた。動作温度は零下20度から50度。
- ZED Box 2
- Jetson Orin NX 8GB、16GB
- 117、157TOPS
- 1799ドル(16GBは350ドル増し)
- 2026年10月
- ZED Box 2 Max T4000
- Jetson Thor T4000
- 個別の公表なし
- 5999ドル
- 2026年11月末
- ZED Box 2 Max T5000
- Jetson Thor T5000
- 最大2070 FP4 TFLOPS、128GB
- 7999ドル
- 2026年11月末
2026年10月28日時点のStereolabs米国ストア価格(SSD 256GB)。T5000版Maxは標準機の4.4倍(7999÷1799)。
2026年10月28日時点
何が重要か
Ousterの買収後初の統合製品群で、LiDAR、ステレオカメラ、計算機、認識ソフトを1社でそろえる。日本のAMRやロボットセルのインテグレーターはJetson開発キットに他社のカメラボードを組み合わせる例が多く、完成品の箱は立ち上げ期間の短縮につながる。ただ中のThorモジュールは誰でも買えるため、差は結局ソフトで決まる。NVIDIAの戦略はMEKAWIREのNVIDIAロボット戦略解説にまとめている。
- ZED Box 2シリーズ、2026年10月27日
- Jetson Orin NX 8GB(117TOPS)または16GB(157TOPS)、ファンレス、高さ55ミリ、1799ドルから
- Jetson Thor T4000は5999ドル、T5000は7999ドルから、最大2070 FP4 TFLOPSと128GB
- 同期GMSL2を最大8台
- 零下20度から50度
- ZED Box 2は10月、Maxは11月末
