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現代モービス、11月から義王でAtlas用アクチュエーター試作 7〜9月営業益17%増

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現代モービスは30日の7〜9月期決算説明会で、11月から京畿道の義王研究所でBoston Dynamicsの人型ロボットAtlas向けアクチュエーターの試作品を生産し、2028年と見込む供給開始に向けて顧客と性能を検証すると明らかにした。

ロボット中核部品の専任組織を新設し、人員を約2倍にする。同日の開示によると、営業利益は前年同期比17.2%増の9141億ウォンだった。

現代自動車グループの部品大手、現代モービスは30日の7〜9月期決算説明会で、11月から京畿道の義王研究所でBoston Dynamicsの人型ロボットAtlas向けアクチュエーターの試作品を生産すると明らかにした。韓国の通信社ニューシスとデジタルデイリーが報じた。2028年と見込む供給開始に合わせ、顧客と共同で性能と信頼性を検証する。

現代モービスは同日、韓国取引所に暫定決算を開示した。7〜9月期の連結売上高は15兆7233億ウォンで前年同期比4.6%増、営業利益は9141億ウォンで17.2%増だった。4〜6月期比ではそれぞれ3.7%、6.3%減った。純利益は35.7%減の5984億ウォン、税引前利益は27.0%減で、開示には営業外項目の内訳がない。開示数値からMEKAWIREが計算した営業利益率は5.8%で、前年同期の5.2%を上回る。

ロボット事業で何を約束したか

同社によると受注が確定しているのはアクチュエーターで、ハンドグリッパーや認識モジュール、制御器の技術も確保し、Boston Dynamics以外の人型ロボットメーカーにも顧客を広げる。アクチュエーターは標準化とモジュール化を進めており、ロボット中核部品の専任組織を新設して関連人員を現在の約2倍に増やす。今年の研究開発投資は初めて2兆ウォンを超える見通しだ。ロボットは独立したセグメントとして開示されておらず、今期のロボット売上高は示されていない。

これまでの経緯との整合

MEKAWIREの記録で流れを追える。現代モービスは1月7日のCESでAtlasを初のロボット顧客と発表し、アクチュエーターが人型ロボットの材料費の60%超を占めると説明した。現代自動車グループは1月5日、2028年までに年3万台のロボット生産体制を整える目標を示しており、今回の供給開始時期も2028年だ。韓国紙の電子新聞は10月26日、量産型Atlasのアクチュエーターを現代モービスが全量受け持つと報じたが、同社はその範囲を確認していない。試作から量産供給までは約2年の検証期間となる。

日本の部品メーカーにとっての含意は、自動車部品の量産技術を人型ロボットの関節に転用する競争が韓国でも具体化した点にある。減速機やモーターで強みを持つ日本勢が外販で顧客を探す一方、現代モービスはグループ内の確定顧客を足場にする。次の注目点は11月2日の国内機関投資家向けIRと、年末のグループ人事でロボット組織が正式に発足するかどうかだ。

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要点
Atlas用アクチュエーター試作
2026年11月から義王研究所
供給開始見込み
2028年(会社、決算説明会)
7〜9月期売上高
15兆7233億ウォン、前年同期比4.6%増
7〜9月期営業利益
9141億ウォン、17.2%増
7〜9月期純利益
5984億ウォン、35.7%減
ロボット組織
専任組織を新設、人員約2倍
年間研究開発投資
初の2兆ウォン超の見通し
出所
10月30日DART暫定決算開示、決算説明会の報道
出典