Schaeffler
ヒューマノイド向けの関節部品やアクチュエーターを供給し、自社工場でもヒューマノイドを使う計画のフランクフルト上場ドイツ企業。
- 韓国、Robrosのヒューマノイド20台に安全柵なしの工場実証を承認 Figure、Atlas、UBTechも直面する本当のボトルネック
韓国産業通商部の規制特例審議委員会は10月13日、RobrosがNepes、Sungwoo Hitech、HD現代三湖、Delivery Labの現場にヒューマノイド20台を投入する実証特例を承認した。固定式ロボットを前提に安全柵を義務付けた規定を、雇用労働部基準のリスクアセスメントを条件に外した。MEKAWIREのデータと比べると規模は小さい。現代自動車グループはAtlas 2万5000台を計画し、UBTechは半年で921台を販売した。それでも、人のそばでヒューマノイドが働けるかを政府が正式に変えた例は、MEKAWIREの記録では韓国だけであり、各国の工場導入が待っているのも台数ではなくこの許可である。
言及 - ユニツリー、人型ロボットの売上が四足ロボットを逆転 ただし4分の3近くは大学と研究機関向け
中国杭州の四足ロボットと人型ロボットのメーカー、ユニツリー(宇樹科技)は2026年8月に上海証券取引所の科創板に上場し、上場書類で人型ロボットの売上が四足ロボットを初めて上回ったことを明らかにした。ただし2025年1~9月の人型ロボット売上の73.60%は研究と教育向けで、産業用途は9.01%にとどまる。公開価格ベースで約610億元と評価された同社にとって、工場に入れるかどうかが最大の論点となる。
言及 - 人型ロボットの関節は誰が作るのか ハーモニックドライブとナブテスコが受注先行、中国勢とシェフラーが量で迫り、テスラとフィギュアは内製
人型ロボットの関節部品は、日本のハーモニックドライブシステムズ(HDS)とナブテスコ、中国の緑的諧波(Leaderdrive)、拓普集団、三花智控、独シェフラーなど少数の企業が供給し、テスラやフィギュアAI、宇樹科技は中核部品を自社で設計している。開示資料では受注はまず日本勢に入っているが、テスラのフリーモント工場の設計能力だけで年2500万〜3000万個の関節アクチュエーターが必要になる計算だ。
当事者 - 米陸軍の人型ロボット競技、勝者5者のうち完成機はIHMCの「Alex」のみ 残る4者は電源や触覚など部品
米陸軍は人型ロボット技術コンテスト「xTechHumanoid」の勝者5者を発表した。完成した人型ロボットはフロリダ人間機械認知研究所(IHMC)のAlexだけで、残る4者は電源、触覚センサー、指揮統制ソフトの企業だった。陸軍が軍用人型ロボットの課題をどこに見ているかを映す結果となった。
言及 - 米アジリティ、柵なしで人と働くヒューマノイド「Digit 5」を発表、3億ドル超の受注は契約上のマイルストーン達成が条件
米アジリティロボティクスは2026年9月15日、安全柵なしで作業者のそばで働けるよう設計した新型ヒューマノイド「Digit 5」を発表した。2026年5月時点で3億ドルを超える複数年受注を得たとするが、契約上のマイルストーン達成を条件としており、一般販売は2027年末を見込む。
提携先 - ハーモニックドライブシステムズ、4〜6月受注55.7%増の241億円 ロボットと半導体の需要回復で通期営業益予想を37%上方修正
精密減速機大手のハーモニックドライブシステムズの2026年4〜6月期の連結受注高は241億2800万円と前年同期比55.7%増えた。同社は8月7日、2027年3月期の営業利益予想を62億円から85億円に引き上げた。北米の手術支援ロボット向け大口受注と生成AI関連の半導体投資がけん引し、中国の受注は4地域で最も少なかった。
言及 - 英Humanoid、SAPのAIエージェントにロボットの指揮を委ねる 稼働中の自動車部品工場で初の外部制御を実証
英ロボットスタートアップのHumanoidは2026年3月30日、車輪型ヒューマノイド「HMND 01 Alpha」がSAP、トルコのシートメーカーMartur Fompakと1〜2月に稼働中の生産現場で概念実証(PoC)を終えたと発表した。ロボットはSAPのAIエージェントから作業指示を受け、企業システムが同社ロボットを外部から制御したのは初めて。両者をつないだのは2月5日に公開した4層構造のAI基盤「KinetIQ」だった。
提携先 - BMW、ドイツの量産工場に初めてヒューマノイド投入 ライプツィヒでヘキサゴンのAEONが電池組み立てへ
BMWグループは2026年2月27日、ライプツィヒ工場でヘキサゴンロボティクスの車輪型ヒューマノイド「AEON」を高電圧電池の組み立てと部品製造に試験導入すると発表した。2025年12月に最初の試験を終え、本格的な試験運用は2026年夏に始める。ミュンヘンに生産向けフィジカルAIの専門組織を新設し、米スパータンバーグ工場でフィギュア02が約1250時間で9万個超の部品を運んだ実績も公表した。
言及 - トヨタのカナダ工場、試験導入を経て米アジリティのヒューマノイド「Digit」をサービス契約で採用
トヨタ自動車のカナダ生産子会社TMMCは米アジリティロボティクスとロボットのサービス提供(RaaS)契約を結び、オンタリオ州ケンブリッジとウッドストックの工場で製造、サプライチェーン、物流業務にヒューマノイドDigitを投入する。導入台数や契約額、期間は明らかにしていない。BMWやメルセデス、現代自動車が米ヒューマノイド企業と組むなか、トヨタ系の工場も外部ロボットを月額型で使う道を選んだ。
言及 - 独シェフラー、英Humanoidにアクチュエーター供給しロボットも購入 5年で自社工場に数百台
独モーション技術大手シェフラーは2026年1月13日、英スタートアップのHumanoidと5年間の戦略的技術提携を結んだ。波動歯車アクチュエーターの供給契約とヒューマノイドの購入取り決めを組み合わせ、数百台を世界の生産網に導入する。Humanoidはその後1週間でシーメンスのエアランゲン工場とフォードのケルン拠点での実証結果も公表した。
提携先 - 独シェフラー、NEURA Roboticsの人型ロボット関節を供給 2035年までに自社工場へ4桁台半ばの台数を導入
独軸受大手シェフラーと人型ロボット新興のNEURA Roboticsは2025年11月4日、アクチュエーターを中心に人型ロボットの主要部品を共同開発し供給する技術提携を発表した。シェフラーは引き取り契約に基づき、2035年までに4桁台半ばの人型ロボットを世界の生産網に組み込む計画だ。
提携先 - IFR、2024年の産業用ロボット設置は54万2000台 日本は4%減の4万4500台、中国勢が自国シェア57%で初めて外資を逆転
国際ロボット連盟(IFR)は2025年9月25日、2024年の世界の産業用ロボット設置台数が54万2000台だったと発表した。過去2番目の水準だが前年比2%減となった。日本は4%減の4万4500台で世界2位を維持したが、韓国とドイツも減少した。中国は29万5000台と世界の54%を占め、中国メーカーの自国シェアが初めて外資を上回る57%に達した。
言及 - 計測大手ヘキサゴン、産業用人型ロボット「AEON」を発表 シェフラーとピラタスが先行導入
スウェーデンの計測技術大手ヘキサゴンは2025年6月17日、米ラスベガスで開いた自社イベント「Hexagon LIVE Global」で、検査、工作機械への部品供給、ハンドリング、現実空間の計測を担う人型ロボットAEONを発表した。独シェフラーとスイスのピラタスが試験導入し、ヘキサゴンは6カ月間の生産現場への配備を経て商用展開を広げる計画だ。
提携先 - 独NEURA Robotics、Lingotto主導のシリーズBで1億2000万ユーロ調達 受注残10億ユーロと公表
ドイツ南西部メッツィンゲンのNEURA Roboticsは2025年1月15日、Lingotto Investment Managementが主導するシリーズBで1億2000万ユーロを調達したと発表した。資金は研究開発、新製品投入、ロボット向けOSとスキル市場を兼ねるNeuraverseに充てるとし、従業員300人超、1年で売上高10倍、受注残10億ユーロを開示した。
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