TRI発の米Walden Robotics、シードで3億ドル調達 設立半年で評価額11億ドル
トヨタ リサーチ インスティテュート(TRI)から2026年1月に独立した米Walden Roboticsは7月15日、トヨタとDeviation Capitalが共同で主導するシード資金3億ドルの調達を発表した。評価額は11億ドル。大規模行動モデルで動くロボットが2月から北米のトヨタ工場で生産作業を担っているという。7月28日にはサムスンSDSとの協業も公表した。
資金調達、製品発表、論文のすべてを、報道と同時に。
トヨタ リサーチ インスティテュート(TRI)から2026年1月に独立した米Walden Roboticsは7月15日、トヨタとDeviation Capitalが共同で主導するシード資金3億ドルの調達を発表した。評価額は11億ドル。大規模行動モデルで動くロボットが2月から北米のトヨタ工場で生産作業を担っているという。7月28日にはサムスンSDSとの協業も公表した。
中国のロボットメーカー珞石(山東)機器人集団(ROKAE)は2026年7月9日、香港取引所メインボードに銘柄コード3752で上場した。H株23,031,900株を1株38.00香港ドルの固定価格で発行し、調達総額は8億7520万香港ドル。香港公募の応募倍率は156.58倍、国際配分は11.96倍だった。8月5日にオーバーアロットメントが全額行使され、調達総額は約10億0650万香港ドルに拡大した。
スペインの汎用産業ロボット企業THEKERが、CRV主導のシリーズAで8500万ドルを調達した。サムスン、LVMH、ヘンケル、メルカドナなどが出資した。同社はロボットが欧州の生産現場で稼働中としているが、顧客名や評価額は明らかにしていない。
独メッツィンゲンのNEURA Roboticsは2026年6月10日、最大14億ドルのシリーズC調達を発表した。フルスタック型ロボット企業として過去最大としている。受注残と導入パイプラインは10億ドル超とし、企業価値は開示しなかった。
米国の産業用ロボットアームメーカー、スタンダードボッツ(Standard Bots)は2026年6月9日、RoboStrategyが主導しGeneral Catalystなど既存投資家が参加したシリーズCで2億ドルを調達したと発表した。同社が示した企業価値は10億ドル。ニューヨーク州グレンコーブの工場を7万平方フィートに広げ、2027年に米国の新規産業用ロボット導入の10%を担う見通しだとしている。
独シュツットガルトのロボットAI企業Sereactは2026年4月27日、Headline主導のシリーズBで1億1000万ドルを調達したと発表した。生産現場でのピッキングは10億回超、遠隔介入は約5万3000回に1回という。資金は世界モデルを組み込んだCortex 2.0とボストンの米国拠点に充て、7月にはZalandoが加わりシリーズBは1億1600万ドルとなった。
米テキサス州オースティンの自律型無人水上艇メーカー、サロニック(Saronic)は2026年3月31日、クライナーパーキンス主導で17億5000万ドルのシリーズDを完了したと発表した。評価額は92億5000万ドルと、2025年2月のシリーズC時の40億ドルの約2.3倍となった。ルイジアナ州の造船所拡張に3億ドルを投じるなど、造船能力の確保を計画の中心に据えている。
防衛向け自律飛行の米Shield AIは、Advent International主導のシリーズGで15億ドルを投資後評価額127億ドルで調達し、Blackstone系ファンドから固定リターン型優先株5億ドルも受け入れる。同時に国防総省の統合シミュレーション環境(JSE)にシミュレーション技術を供給するAechelon Technologyを買収し、AIパイロットHivemindを仮想空間で鍛える。
中国のヒューマノイド大手、宇樹科技(Unitree Robotics)の科創板上場申請が2026年3月20日に受理された。調達予定額は42億200万元。目論見書によると2025年の売上高は前年比335.36%増の17億820万元で、ヒューマノイドが四足歩行ロボットを抜いて最大の売上源となった。
米シリコンバレーの家庭用ロボット新興企業Sundayは2026年3月12日、米Coatueが主導するシリーズBで1億6500万ドルを調達したと発表した。評価額は11億5000万ドル。遠隔操作ではなく人が装着する「スキルキャプチャーグローブ」のデータでロボットを学習させる方式をとり、今秋に招待制の家庭向けベータを始め、2027から2028年に本格出荷する見通しを示した。
リビアンのRJ Scaringe最高経営責任者(CEO)が創業し率いる産業用AIロボット企業Mind Robotics(米カリフォルニア州パロアルト)は2026年3月11日、AccelとAndreessen Horowitzが共同で主導する5億ドルのシリーズAを実施すると発表した。1億1500万ドルのシード調達から約4カ月後である。リビアンは四半期報告書で、3月に同社を連結対象から外し、残る37.6%の持ち分をシリーズAの発行価格で約5億6900万ドルと評価し、5億600万ドルの利益を計上したと開示した。MEKAWIREの試算では株式価値は約15億1000万ドルとなる。
米パロアルトの新興企業Rhoda AIは2026年3月10日、Khosla Ventures、Mayfield、テマセクなど9機関とJohn Doerr氏からシリーズAで4億5000万ドルを調達したと発表した。Direct Video Actionモデルが作業の映像を予測してロボットの動作に変換する。新しい作業に必要な遠隔操作データは10時間で済む場合もあるという。リード投資家、企業価値、顧客は開示していない。
清華大学発の星動紀元は前回調達から2カ月で10億元の戦略ラウンドを完了し、サムスン、シングテル、ウリィ金融グループ系投資会社が新たに出資した。累計受注は5億元を超え半分が海外向けで、2025年には多指ハンドを1,000個近く出荷した。
北京の人型ロボット開発企業Galbot(銀河通用)は2026年3月2日、25億元の新規資金調達を完了したと発表した。北京市海淀区商務局は中国の身体性AI分野で単一ラウンドとして過去最大で、国家集積回路産業投資基金(大基金)が国家人工知能産業投資基金を通じて初めて同分野に出資した案件だとした。中関村科学城は企業価値を200億元としている。顧客にはトヨタ自動車も名を連ねる。
米テキサス州オースティンのヒト型ロボット企業アプトロニクは2026年2月11日、シリーズAの追加ラウンド「シリーズA-X」で5億2000万ドルを調達したと発表した。評価額はシリーズA時の3倍で、シリーズAの累計は9億3500万ドルを超えた。ジョンディア、AT&Tベンチャーズ、カタール投資庁が新たに出資し、資金はアポロの量産と2026年に披露する新型機に充てる。
既存の油圧ショベルに自律化キットを後付けする米Bedrock Roboticsは、CapitalGとValor Atreides AI Fundの共同主導でシリーズB 2億7000万ドルを調達した。累計調達額は3億5000万ドルを超え、2026年に初の完全無人ショベルを現場投入する計画だ。キャタピラーが建設向け自律機を発表してから1カ月後の調達となる。
米ロサンゼルスのマシーナラボは2026年2月4日、ウーブンキャピタルやロッキードマーチンベンチャーズなどからシリーズCで1億2400万ドルを調達した。RoboCraftsmanセルを最大50基備える20万平方フィートの米工場を建設する。リード投資家と企業価値は非開示。
深圳のヒューマノイド開発企業LimX Dynamics(逐際動力)は2026年2月2日、2億ドルのシリーズB調達を完了したと発表した。Stone Venture、京東(JD)、Oriental Fortune Capital、CoStone Capitalが新たに加わり、上海汽車(SAIC)系の尚頎資本やNIO Capitalなど既存株主も追加出資した。同社は162日後に2億ドルのプレIPOラウンドも発表した。
AI搭載の産業用ロボットを製造業向けにサービス型で提供するRobCoは2026年1月29日、ライトスピード ベンチャー パートナーズとリンゴット イノベーションが共同で主導したシリーズCで1億ドルを調達したと発表した。資金はフィジカルAIの開発、大企業向け導入の拡大、米国事業の強化に充てるが、企業価値や導入台数は開示していない。
米ドローン配送大手Zipline(ジップライン)は2026年1月21日、Fidelity、Baillie Gifford、Valor Equity Partners、Tiger Globalなどから6億ドル超を調達し、企業価値が76億ドルになったと発表した。累計の商業配送は200万件を超え、米国の配送量は7カ月にわたり週約15%のペースで増えた。2026年初めにヒューストンとフェニックスへ進出し、年内に少なくとも4州へ広げる。