Skild AI
多様なロボットで動く汎用ロボット基盤モデル「Skild Brain」を開発する。
Skild AIは2024年7月9日以降、2件の公表済みの資金調達ラウンドで17億ドルを調達しており、直近のラウンドは2026年1月14日に発表されたシリーズCです。2026年10月15日時点のデータです。
- ロボット資金調達の1カ月(2026年9月中旬から10月中旬)、チップとデータと安全に資金集中 ヒューマノイド企業は株式市場へ
MEKAWIREが確認した2026年9月15日から10月14日までのロボット関連の民間資金調達は、金額開示ベースで14件、計10億7130万ドルだった。演算チップが51.3%、ロボットAIモデルが20.5%、データや認識、安全のソフトウエアが8.7%を占め、ヒューマノイド企業は1000万ドル(0.9%)にとどまった。1月から9月中旬は13.4%だった。10月に発表されたMecka、Multiply Labs、SafeWorld、Minerva Humanoidsの4件は、いずれも高性能なロボットと有償の現場投入の間を埋める要素に資金が向かい、ヒューマノイド企業はIPOやSPAC、Form Dで資金を集めた。
言及 - 人型ロボットと身体性AIの最大調達はSkild AIの14億ドル、2026年は資金がロボットの体から頭脳へ移った
MEKAWIREが検証した2025年1月以降の人型ロボットと身体性AI(embodied AI)の資金調達で最大はソフトバンクが主導したSkild AIの14億ドルのシリーズC、2位はParkway Venture Capitalが主導したFigure AIの10億ドルのシリーズCだった。金額が開示された22件、計58億5900万ドルのうち2025年は人型ロボットメーカーが70%を得たが、2026年はロボット基盤モデルの開発企業が71%を占めた。日本勢はソフトバンクとトヨタ系が上位案件を主導し、主導した案件の合計は開示総額の29.1%に達した。
言及 - VLA(視覚言語行動)モデルとは何か、誰が開発しているのか
VLA(視覚言語行動)モデルは、カメラ映像と自然言語の指示を同時に読み込み、ロボットが次に実行するモーター指令を出力する単一のニューラルネットワークで、画像と言葉を理解する視覚言語モデルをロボットの実演データで追加学習して作る。グーグル ディープマインド、フィジカル インテリジェンス、エヌビディア、フィギュアAI、スキルドAIが先行し、ファナックや安川電機は外部モデルを自社ロボットに取り込む道を選んだ。
当事者 - 米Anthropic、ロボットは米国の肉体労働の74%をこなせるがコスト競争力があるのは0.3%と分析
米Anthropicの経済研究チームは米職業データベースO*NETの約1万9000件の業務を分析し、ロボットは技術的に肉体作業の74%を担えるものの、人より安く済む業務は0.3%にとどまると結論づけた。ロボット価格が過去と同じ年約3%のペースで下がる場合、この比率が10%に達するまで40年かかると試算した。
言及 - 米Runway、動画AIをロボット制御に広げるオープンウェイトの世界行動モデル「Praxis-1」を発表
生成動画の米Runwayは2026年9月30日、大規模な動画事前学習を実機ロボットの制御に生かすオープンウェイトの世界行動モデルPraxis-1を発表した。Noble Machines、Standard Bots、Ultraが双腕、6軸アーム、移動台車で初期試験を進めており、重みは今後数カ月で公開する予定だ。
言及 - ゲーム動画でロボットに動きを教える米ジェネラル インチュイション、2億2000万ドル調達 評価額は3カ月で2.7倍の62億ドル
ゲームクリップ共有サービス「Medal」の操作記録付き動画でAIモデルを学習させる米ジェネラル インチュイションは2026年9月29日、評価額62億ドルで2億2000万ドルを調達したと発表した。コースラ ベンチャーズやゼネラル カタリストなどが出資した。96日前のシリーズAで示した23億ドルの2.7倍にあたる。ロボット、シミュレーション、ゲーム分野の提携先向けに事前登録も始めた。
言及 - AMD、World Labsを約82億ドルの全株式で買収 今年最大のロボット関連案件は売上非開示の研究所
AMDは李飛飛氏が率いるWorld Labsを約82億ドル相当の自社株で買収する。MEKAWIREの集計では2026年のロボットとフィジカルAI分野で最大の買収額で、ソフトバンクグループがABBのロボット事業全体に付けた企業価値の約1.5倍にあたる。AMDはロボット製品ではなく次世代半導体のロードマップのためのモデル能力獲得と説明した。
言及 - 米フィギュア「Helix 2.5」、初めて入る30軒の住宅で家事を実行 人の行動データで事前学習し成功率9%から56%に
米人型ロボット開発のフィギュアAIは9月17日、研究ブログで新モデル「Helix 2.5」が、データを一切収集していない米ベイエリアの住宅30軒で、居間の片付け、タオルたたみ、ベッドメーキングという全身を使う家事3種をこなしたと発表した。評価に使ったおもちゃやタオル、寝具も学習データには含まれていない。作業を最後までやり切った場合だけを成功とするブラインド評価で、自社の人間行動データセット「Index」で事前学習した方策の成功率は56%となり、同条件でゼロから学習した方策の9%を大きく上回った。従来のHelix 02と同じ成功率に必要なタスク別データも半分で済んだという。同社はIndexのデータ量を8倍の範囲で増やすと損失が予測どおりに下がり、最大規模の学習結果を小数点以下4桁まで事前に予測できたとして、人から人型ロボットへの転移のスケーリング則と位置づけた。Indexは現在1秒あたり約35分分の人間の経験データを積み増しており、Helixの学習向けに35億ドル分の計算資源を確保したという。MEKAWIREの記録では、フィギュアが直近で開示した資金調達は2025年9月の10億ドルのシリーズCで、評価額は390億ドルだった。
言及 - 中国D-Robotics、ロボット向け半導体で4億ドル調達 人型ロボの「頭脳」外販に照準
ホライズン ロボティクスが3月に連結対象から外したロボット向け半導体のD-Robotics(地瓜机器人)は2026年9月17日、4億ドルのシリーズCを完了したと発表した。出資者名と企業価値は明らかにしていない。Sunriseチップの累計出荷は800万個を超え、新型S600はUBTECH、Fourier、Booster Roboticsなど20社超が採用したという。
言及 - スキルドAI、年間経常収益1億ドル突破 動画1本で作業を覚える「S1」を武器に住友電装や三井物産と組む
ロボット基盤モデルのスキルドAIは9月10日、初の商用導入から10カ月で年間経常収益(ARR)が1億ドルを超え、有料顧客が60社を上回ったと発表した。8月18日に公開した「S1」は、再学習なしに1本の実演動画から新しい作業をこなすと同社は説明している。
当事者 - 小鵬の人型ロボット「IRON」が生産ラインから出荷開始 ロボット子会社は9億ドル調達
中国EV大手の小鵬汽車(XPENG)は2026年9月8日、人型ロボット「IRON」が中核工程の自動化率80%超の生産ラインから出荷され始めたと発表した。2026年末に量産、2027年に国内外で発売、納入する計画だ。これに先立ちロボット子会社Dogotixは払込後評価額63億ドル超で9億ドル超を調達することで合意し、うち6億ドルをIDGキャピタル、アリババ、テンセント、高榕資本が出す。
言及 - 米Agility Robotics、ナスダック上場へS-4提出 2025年売上高178万ドル、純損失1億3800万ドル
人型ロボット「Digit」を手掛ける米Agility Robotics と合併する特別買収目的会社Churchill Capital Corp XIは2026年9月4日、米証券取引委員会(SEC)にS-4登録届出書を提出した。株式価値25億ドルの取引で、ナスダックでの銘柄コードはAGLT。2025年の売上高は178万2000ドル、純損失は1億3810万ドルだった。
言及 - 米Figure、Nscaleと35億ドルの計算資源契約 エヌビディア「Vera Rubin」GPU最大10万基でロボット基盤モデルを学習
米人型ロボット開発のFigure AIは2026年9月3日、Nscaleと戦略提携を結び、米テキサス州バーストウでエヌビディアのVera Rubin基盤GPUを最大10万基確保すると発表した。当初の利用確約額は35億ドルで、60億ドル超への拡大を目指す。NscaleはFigureへの戦略出資も行う。
言及 - 韓国の国民成長ファンド、ロボットハンドのウォニックに1500億ウォン出資 総額3500億ウォン調達
ウォニックロボティクスが先端戦略産業基金とIMMクレジットソリューションのSPCに3499億9998万ウォンの転換優先株を発行する。資金は全羅北道完州のハンド工場とAXセンター、研究開発、買収に充て、親会社は6年以内に上場しなければ投資家にプットを付与する。
言及 - 独NEURA Robotics、シリーズC資金で買収攻勢 ボッシュ レックスロスのACTIVE Shuttleと清掃ロボのADLATUSを取得
最大14億ドルのシリーズCを発表した独NEURA Roboticsは2026年8月13日、ボッシュ レックスロスの搬送ロボット事業ACTIVE Shuttleの取得を発表し、8月24日にはウルムの清掃ロボット企業ADLATUS Roboticsを完全買収した。伊SECOとの演算モジュール提携やアーヘン工科大学の訓練拠点と合わせ、買収によって欧州のフィジカルAIグループを組み上げている。
言及 - ジェネラリストAIのGEN-1.5、3〜12秒の実演1回でロボット作業を習得 微調整なしで成功率59%
米ジェネラリストAIは2026年8月19日、3〜12秒の実演1件を文脈に入れるだけで10作業の平均成功率59%を出し、約5分のデータで10ステップ学習すると83%に上がるGEN-1.5を公表した。8カ月以上の事前学習で能力が自然に現れたと説明する一方、作業が単純で技能は壊れやすいと認め、顧客は明らかにしていない。
言及 - 宇樹科技(Unitree)が上海/科創板に上場、61億元を調達 公開価格のPERは219倍
中国の人型ロボット大手、宇樹科技(Unitree Robotics)が2026年8月19日、上海証券取引所の科創板に上場した。証券コードは688836。1株150.80元で新株4044万株を発行し、総額60億9932万元を調達した。公開価格ベースの時価総額は約609億9300万元で、上場公告が示すPERは219.23倍と業種平均の38.56倍を大きく上回る。
言及 - Google DeepMind、「Gemini Robotics 2」を公開 人型ロボットの全身制御に踏み込む
Google DeepMindは7月30日、全身制御の動作モデル、上位の推論モデル、ロボット本体で動く軽量モデルの3種からなる「Gemini Robotics 2」を発表した。推論モデルER 2はGemini APIとGoogle AI Studioで開発者に開放したが、動作モデルは一部の提携企業とテスターに限っている。
言及 - 英ヒューマノイド新興Humanoid、1億5200万ドル調達 評価額13億5000万ドルでシェフラーとボッシュが出資
英ロンドンのヒューマノイド開発企業Humanoidは2026年7月21日、Prime Movers Labが主導するシリーズAで1億5200万ドルを調達したと発表した。調達後の企業価値は13億5000万ドルで、独シェフラーとボッシュが顧客、供給元、株主を兼ねる。資金は車輪型ヒューマノイドの量産、2026年10〜12月期のベータ機出荷、AIソフトKinetIQの開発に充てる。
言及 - エヌビディア、40億パラメーターの世界モデル「Cosmos 3 Edge」を公開 Jetson Thor上でロボットの動作を計画
エヌビディアは7月20日、フィジカルAI向けモデル群Cosmos 3で最小の「Cosmos 3 Edge」をHugging Faceでオープンウエートとして公開した。40億パラメーターでJetson Thor上で動き、1回の推論でロボットの動作を32個生成する。斗山ロボティクス、シーメンス、アジャイルロボッツ、スキルドAIが評価している。
提携先 - TRI発の米Walden Robotics、シードで3億ドル調達 設立半年で評価額11億ドル
トヨタ リサーチ インスティテュート(TRI)から2026年1月に独立した米Walden Roboticsは7月15日、トヨタとDeviation Capitalが共同で主導するシード資金3億ドルの調達を発表した。評価額は11億ドル。大規模行動モデルで動くロボットが2月から北米のトヨタ工場で生産作業を担っているという。7月28日にはサムスンSDSとの協業も公表した。
言及 - 米アジリティ、SPACのチャーチルXIと合併しナスダック上場へ 企業価値25億ドル、鴻海がPIPE主導
人型ロボット「Digit」を手掛ける米アジリティロボティクスは2026年6月24日、特別買収目的会社(SPAC)のChurchill Capital Corp XIと合併することで最終合意した。合併前の株式価値は25億ドルで、総額6億2000万ドル超の資金調達を見込む。うち約2億ドルは鴻海精密工業(フォックスコン)が主導するPIPEで賄う。
言及 - 独NEURA Robotics、最大14億ドルのシリーズC調達 テザー、アマゾン、クアルコム、ボッシュ、欧州投資銀行が出資
独メッツィンゲンのNEURA Roboticsは2026年6月10日、最大14億ドルのシリーズC調達を発表した。フルスタック型ロボット企業として過去最大としている。受注残と導入パイプラインは10億ドル超とし、企業価値は開示しなかった。
言及 - アマゾンFARの「OmniRetarget」がICRA 2026最優秀論文に、人の動きをヒューマノイドの学習データへ
アマゾンのフロンティアAI&ロボティクス(FAR)と米大学の研究者が開発した動作リターゲティング手法OmniRetargetが、6月にウィーンで開かれたIEEE ICRA 2026で最優秀会議論文賞とロボット操作および移動部門の最優秀論文賞をそろって受賞した。身体と物体、地形の接触関係を保つ方式で8時間超の軌道を生成し、学習した制御方策はユニツリーG1上で実機の追加学習なしにパルクールや箱運びをこなした。
言及 - エヌビディア、研究用の標準人型ロボットを提示 ユニツリーH2プラスにシャーパの触覚ハンドとジェットソントール
エヌビディアは2026年6月1日、GTC台北で学術研究向けの「Isaac GR00T リファレンス人型ロボット」を発表した。ユニツリーのH2プラスを機体に、自由度22のシャーパ製触覚ハンド2基とジェットソンAGXトールT5000を組み合わせる。2026年後半にユニツリーが販売を始める予定で、価格は公表していない。
言及 - 独Sereact、1億1000万ドル調達 「どのロボットにも載る頭脳」で米国へ
独シュツットガルトのロボットAI企業Sereactは2026年4月27日、Headline主導のシリーズBで1億1000万ドルを調達したと発表した。生産現場でのピッキングは10億回超、遠隔介入は約5万3000回に1回という。資金は世界モデルを組み込んだCortex 2.0とボストンの米国拠点に充て、7月にはZalandoが加わりシリーズBは1億1600万ドルとなった。
言及 - ソニーAIの卓球ロボット「Ace」、公式ルールでトップ選手に勝利 ネイチャーに論文掲載
ソニーAIの自律型卓球システムAceが2025年4月の対戦でエリート選手に5試合中3勝し、Tリーグのプロ選手2人には2敗したと、2026年4月22日付の英科学誌ネイチャーの論文で明らかにした。ソニーセミコンダクタソリューションズのイベントベースビジョンセンサー、8自由度のアーム、シミュレーションで学習した強化学習方策を組み合わせ、ボール位置認識の遅延は平均10.2ミリ秒。
言及 - トヨタ系TRI、多作業ロボットモデルの効果を盲検試験で実証 新作業の習得に必要なデータは一部で済む
トヨタ リサーチ インスティテュート(TRI)とコーネル大、MITの研究者82人は2026年4月15日、拡散方策に基づく多作業型の「大規模行動モデル(LBM)」が盲検の無作為化試験で単一作業モデルより成功率と頑健性が高く、新しい作業をはるかに少ないデータで習得できるとする論文を米科学誌サイエンス ロボティクスに発表した。プレプリント版によると、500超の作業にわたる約1700時間の実演データを使い、管理された実機試験を1800回行った。
言及 - スキルドAI、ゼブラの旧フェッチ物流ロボット事業を2000万ドルで取得 5年前の買収額3億100万ドルの6.6%
ロボット基盤モデル開発のスキルドAIは2026年4月15日、ゼブラテクノロジーズのロボティクス部門(旧フェッチロボティクス)を買収したと発表した。ゼブラが米証券取引委員会に提出した四半期報告書によると、取引は3月27日に完了し、対価は現金、エスクロー、スキルドAI株式の合計2000万ドルだった。ゼブラが2021年にフェッチを買収した際の対価3億100万ドルの6.6%にとどまる。
買収側 - グーグル傘下ディープマインドの新モデル「ジェミニロボティクスER 1.6」、ロボットが計器を読み取り正答率93%
グーグル傘下のディープマインドは2026年4月14日、ジェミニ3.0フラッシュを基にした身体性推論モデル「ジェミニロボティクスER 1.6」を、ジェミニAPIとグーグルAIスタジオでプレビュー公開した。同社によると計器の読み取り成功率は86%で、拡大とコード実行を組み合わせる「エージェント型視覚」を使うと93%に達し、前世代ER 1.5の23%を大きく上回る。ボストンダイナミクスが四足ロボット「スポット」の設備点検に活用する。
言及 - 米ジェネラリスト「GEN-1」、ロボットデータなしで事前学習 1作業1時間の学習で成功率99%
米ジェネラリストAIは2026年4月2日、人が装着する機器で集めた50万時間超の物理的なやり取りのデータだけで事前学習し、ロボットのデータを使わないロボット基盤モデルGEN-1を公開した。前モデルが64%だった作業で平均成功率99%、1作業あたりのロボットデータは約1時間、作業速度は従来の最高水準の約3倍としている。数値は同社の自社評価で、外部による再現はない。
言及 - 中国UBTech、2025年にフルサイズ人型ロボット1079台を販売 関連売上は23倍の8億2060万元
中国のUBTech Robotics(優必選科技)は2025年通期決算で、フルサイズ人型ロボットの売上高が前年比2203.7%増の8億2060万元、販売台数が1079台だったと発表した。グループ売上高は53.3%増の20億元、純損失は7億8980万元に縮小した。年3回の株式割当で57億8000万元を調達し、年6000台超の生産能力を整えた。
言及 - アマゾン、身長107センチの人型ロボ「Sprout」の米Fauna Roboticsを買収 発売から2カ月足らず
米ニューヨークの人型ロボット新興Fauna Roboticsは2026年3月24日、アマゾンの傘下に入ったと発表した。買収額は開示していない。100万台超の物流ロボットを運用するアマゾンが、人のそばで働く小型の人型ロボットを手に入れたことで、サービス分野の人手不足に悩む日本のロボット各社にも新たな競争相手が現れた。
言及 - 中国宇樹科技が上海科創板に上場申請、42億元調達へ 2025年売上高は335%増
中国のヒューマノイド大手、宇樹科技(Unitree Robotics)の科創板上場申請が2026年3月20日に受理された。調達予定額は42億200万元。目論見書によると2025年の売上高は前年比335.36%増の17億820万元で、ヒューマノイドが四足歩行ロボットを抜いて最大の売上源となった。
言及 - エヌビディア、GR00T N2を披露 映像を予測してから動くワールドアクションモデルに賭ける
エヌビディアは2026年3月16日のGTC基調講演で、DreamZero研究を基にした次世代ロボット基盤モデルGR00T N2を披露し、新環境の新作業で主要VLAの2倍超の成功率を示すと説明した。30億パラメータのGR00T N1.7は商用ライセンス付きで先行提供を始め、ファナックや安川電機はシミュレーション基盤の統合を進める。N2は2026年末までに提供する。
提携先 - 家庭用ロボット「Memo」の米Sunday、1億6500万ドル調達 評価額11億5000万ドル
米シリコンバレーの家庭用ロボット新興企業Sundayは2026年3月12日、米Coatueが主導するシリーズBで1億6500万ドルを調達したと発表した。評価額は11億5000万ドル。遠隔操作ではなく人が装着する「スキルキャプチャーグローブ」のデータでロボットを学習させる方式をとり、今秋に招待制の家庭向けベータを始め、2027から2028年に本格出荷する見通しを示した。
言及 - リビアン発のMind Robotics、5億ドルのシリーズA調達 リビアンは持ち分評価で5億600万ドルの利益計上
リビアンのRJ Scaringe最高経営責任者(CEO)が創業し率いる産業用AIロボット企業Mind Robotics(米カリフォルニア州パロアルト)は2026年3月11日、AccelとAndreessen Horowitzが共同で主導する5億ドルのシリーズAを実施すると発表した。1億1500万ドルのシード調達から約4カ月後である。リビアンは四半期報告書で、3月に同社を連結対象から外し、残る37.6%の持ち分をシリーズAの発行価格で約5億6900万ドルと評価し、5億600万ドルの利益を計上したと開示した。MEKAWIREの試算では株式価値は約15億1000万ドルとなる。
言及 - EU、ソフトバンクによる53億ドル超のABBロボット事業買収を承認 EBITDA17倍でロボットの頭脳に体を与える
欧州委員会は2026年3月11日、ソフトバンクグループによるABBのロボット事業買収(企業価値53億7500万ドル)を簡易手続きで承認した。買収額は2024年EBITDAの17.2倍で、ソフトバンクが1月に主導したSkild AIの評価額の下限はその2.6倍にあたる。中国と米国の承認が残り、両社は2026年半ばから後半の完了を見込む。
言及 - 米Rhoda AI、シリーズAで4億5000万ドル調達し表舞台に ネット動画で学んだモデルで工場ロボットを動かす
米パロアルトの新興企業Rhoda AIは2026年3月10日、Khosla Ventures、Mayfield、テマセクなど9機関とJohn Doerr氏からシリーズAで4億5000万ドルを調達したと発表した。Direct Video Actionモデルが作業の映像を予測してロボットの動作に変換する。新しい作業に必要な遠隔操作データは10時間で済む場合もあるという。リード投資家、企業価値、顧客は開示していない。
言及 - 星動紀元、サムスンやシングテルなどから10億元調達 評価額100億元超に
清華大学発の星動紀元は前回調達から2カ月で10億元の戦略ラウンドを完了し、サムスン、シングテル、ウリィ金融グループ系投資会社が新たに出資した。累計受注は5億元を超え半分が海外向けで、2025年には多指ハンドを1,000個近く出荷した。
言及 - Physical Intelligence、π モデルをロボット業界の共通頭脳に WeaveとUltraの現場で自律率96.4%
米ロボットAIスタートアップのPhysical Intelligenceは2026年2月24日、汎用ロボットモデルを他社が組み込んで使う「物理知能レイヤー」として提供する構想を公表した。家庭用ロボットのWeaveと物流ロボットのUltraを提携先として挙げ、梱包作業1シフトで自律率96.4%、洗濯物たたみの人手介入50%減を示したが、価格や利用条件は明らかにしなかった。
言及 - 米アプトロニク、5億2000万ドルを追加調達 評価額は3倍に、シリーズA累計9億3500万ドル超
米テキサス州オースティンのヒト型ロボット企業アプトロニクは2026年2月11日、シリーズAの追加ラウンド「シリーズA-X」で5億2000万ドルを調達したと発表した。評価額はシリーズA時の3倍で、シリーズAの累計は9億3500万ドルを超えた。ジョンディア、AT&Tベンチャーズ、カタール投資庁が新たに出資し、資金はアポロの量産と2026年に披露する新型機に充てる。
言及 - ウェイモ出身者の米Bedrock Robotics、2億7000万ドル調達し評価額17億5000万ドル 2026年に無人ショベル投入へ
既存の油圧ショベルに自律化キットを後付けする米Bedrock Roboticsは、CapitalGとValor Atreides AI Fundの共同主導でシリーズB 2億7000万ドルを調達した。累計調達額は3億5000万ドルを超え、2026年に初の完全無人ショベルを現場投入する計画だ。キャタピラーが建設向け自律機を発表してから1カ月後の調達となる。
言及 - 中国LimX Dynamics、2億ドルのシリーズB調達 京東と上汽系資本がロボットOSに賭ける
深圳のヒューマノイド開発企業LimX Dynamics(逐際動力)は2026年2月2日、2億ドルのシリーズB調達を完了したと発表した。Stone Venture、京東(JD)、Oriental Fortune Capital、CoStone Capitalが新たに加わり、上海汽車(SAIC)系の尚頎資本やNIO Capitalなど既存株主も追加出資した。同社は162日後に2億ドルのプレIPOラウンドも発表した。
言及 - テスラ、最初のオプティマス生産ラインを2026年末までに稼働へ 最終的に年100万台、純利益は46%減
テスラは2025年10~12月期の株主向け資料で、量産向けの第3世代オプティマスを2026年1~3月期に公開し、年内に最初の生産ラインを稼働させ、最終的に年100万台の生産能力を目指すと明らかにした。2025年の純利益は46%減の37億9400万ドルで、xAIへの約20億ドルの投資でも合意した。
言及 - 米フィギュア「Helix 02」、人型ロボの全身制御を一つのニューラルネットに 手書き制御コード10万9504行を削除
米人型ロボット企業フィギュアAIは2026年1月27日、ロボット基盤モデル「Helix 02」を発表した。カメラ映像と指先の触覚から1kHzの関節指令までを学習システムが担い、1000万パラメーターの学習型制御器が手書きのC++コード10万9504行を置き換えたと同社は説明した。Figure 03が台所を移動しながら食洗機の取り出しと再投入を4分間、61動作で、リセットも遠隔操作もなくこなしたという。
言及 - マイクロソフト、初のロボットAIモデル「Rho-alpha」を公開 触覚と人の修正から学ぶPhi派生モデル
米マイクロソフトの研究部門マイクロソフト リサーチは2026年1月21日、同社初のロボットモデル「Rho-alpha(ローアルファ)」を発表した。Phi系の視覚言語モデルから派生し、Azure上で動かす米エヌビディアのIsaac Simによる合成データでも学習した。研究向け早期アクセスで提供を始め、後にMicrosoft Foundryで提供する計画だが時期は示していない。
言及 - ソフトバンクG主導でスキルドAIが14億ドル調達、企業価値140億ドル超に 一つのAIであらゆるロボットを動かす構想に賭ける
ロボット向け汎用基盤モデルを開発する米スキルドAIは2026年1月14日、ソフトバンクグループが主導するシリーズCで14億ドルを調達したと発表した。企業価値は140億ドルを超えるとしている。エヌビディアの投資部門NVentures、マッコーリーキャピタル、ベゾスエクスペディションズのほか、LGやシュナイダーエレクトリックが戦略投資家として加わった。
当事者 - 米1X、家庭用人型ロボ「NEO」を140億パラメーターの動画モデルで制御 ロボットデータをネット動画で代替
米1X Technologiesは2026年1月12日、家庭用ヒューマノイド「NEO」を「1X World Model」で動かすと発表した。140億パラメーターの動画生成モデルが作業の様子を先に映像として描き、逆動力学モデルが関節への指令に変換する。人の一人称動画900時間で中間学習し、NEO自身のデータは70時間の微調整にとどめたが、自社試験ではシリアルを注ぐなどの精密作業の成功率はゼロだった。
言及 - モービルアイ、自社CEOが会長を務める人型ロボット新興メンティーロボティクスを9億ドルで買収
モービルアイは2026年1月5日、イスラエルの人型ロボット開発会社メンティーロボティクスを現金と株式の計9億ドルで買収することで合意し、2月3日に取引を完了した。開示資料によると、メンティーの会長兼共同創業者でもあるアムノンシャシュアCEOが約3億4100万ドル、シャイシャレブシュワルツCTOが約1億1800万ドルを受け取り、創業者株の90%は2年後と4年後まで解放されない。メンティーは2026年に遠隔操作なしの現場実証、2028年に量産を目指す。
言及 - 米1X、出資元EQTの投資先300社超に人型ロボNEOを2030年まで最大1万台供給へ 家庭用機を産業現場に
米人型ロボット企業の1X Technologiesは2025年12月11日、出資元のEQTと戦略提携を結び、2026年から2030年にかけてEQTの投資先企業にNEOを最大1万台提供できるようにすると発表した。2026年に米国で試験導入を始め、その後欧州とアジアに広げる。導入の可否は各投資先が判断し、価格や確定台数は開示していない。
言及 - 米Physical Intelligence、評価額56億ドルで6億ドル調達 CapitalG主導で汎用「ロボット頭脳」に賭け
ロボット向け基盤モデルを開発する米Physical Intelligenceが、評価額56億ドルで6億ドルを調達したと投資家が明らかにした。シリーズBはAlphabetの成長ファンドCapitalGが主導した。同社は3日前、実機での強化学習により難しい作業の処理量を2倍超に高めたとするモデルπ*0.6を公表している。
言及 - 米フィギュア、BMW工場で11カ月稼働の「Figure 02」を退役 車3万台の生産に寄与、年1万2000台のBotQラインで「Figure 03」に移行
米ヒト型ロボット開発のフィギュアAIは、BMWスパータンバーグ工場に11カ月投入した「Figure 02」がX3の3万台超の生産に寄与したと公表し、同機を退役させた。後継の「Figure 03」は2025年10月9日に発表され、カメラ遅延を4分の1に縮め、3グラムの力を検知する触覚指先や2キロワットの非接触充電を備える。年最大1万2000台を生産するBotQの第1世代ラインで量産する計画だ。
言及 - テスラ株主、ロボット100万台納入を条件に含むマスク氏の報酬案を承認
米テスラの株主は2025年11月6日の年次株主総会で、イーロン マスク最高経営責任者(CEO)に対する2025年CEO業績連動報酬を承認した。米証券取引委員会(SEC)への8-K報告書によると賛成は18億9223万5822株、反対は5億6494万908株だった。最大4億2374万3904株を12のトランシェに分け、時価総額2兆~8.5兆ドルの各段階と、オプティマスを含むボット100万台の納入など12の事業目標のいずれかを同時に満たした場合に付与する。
言及 - 米Generalist AIが「GEN-0」公開、27万時間の実世界操作データでロボットのスケーリング則を初めて主張
米ロボットAI新興企業のGeneralist AIは2025年11月4日、身体性を持つ基盤モデル「GEN-0」を公開した。同社は70億パラメータで能力の相転移を観測し、100億パラメータ超まで拡大したと説明した。事前学習データは27万時間を超え、毎週1万時間以上増えているという。結果は査読論文ではなく同社ブログで発表された。
言及 - NVIDIA、工場デジタルツインとThorロボット計算機を米製造業再建の道具に 鴻海、シーメンス、ファナックとロボット開発4社が名を連ねる
NVIDIAは2025年10月28日のワシントンGTCで、工場規模のデジタルツイン向けMega Omniverseブループリントを拡張し、シーメンス、ファナック、鴻海を最初の協業先として紹介した。Figure、アジリティ ロボティクス、アマゾン ロボティクス、スキルドAIを同社技術を使うロボット開発企業に挙げ、FP4で5581テラフロップスの産業、医療向けエッジ計算機IGX Thorを2025年12月に提供するとした。
提携先 - 米1X、家庭用ヒューマノイド「NEO」の予約受付を開始 購入2万ドルか月額499ドル、2026年に米国で納入
米1X Technologiesは2025年10月27日、家庭用ヒューマノイド「NEO」の予約受付を始めた。価格は購入2万ドル、サブスクリプション月額499ドルで、2026年に米国で納入を始め、2027年に海外へ広げる。未習得の家事は1Xの専門スタッフが遠隔で指導する。
言及 - ソフトバンクG、ABBのロボット事業を53億7500万ドルで買収 分社上場は撤回、EBITDAの約17倍
ソフトバンクグループはABBのロボット事業を企業価値53億7500万ドルで買収すると、両社が2025年10月8日に発表した。ABBが計画していた2026年の分社上場は取りやめとなる。同事業の2024年売上高は22億7900万ドル、従業員は約7000人で、EU、中国、米国の承認を経て2026年半ばから後半の完了を見込む。
言及 - 米フィギュア、パークウェイ主導のシリーズCで10億ドル超を確保 企業価値390億ドル、1年半で15倍に
米人型ロボット開発のFigure AIは2025年9月16日、シリーズCで10億ドルを超える出資確約を得たと発表した。投資後企業価値は390億ドル。Parkway Venture Capitalが主導し、エヌビディア、ブルックフィールド、インテルキャピタル、クアルコムベンチャーズ、LGテクノロジーベンチャーズなどが参加した。資金はBotQでの量産、AIモデルHelix向けGPU基盤、人間の動画データ収集に充てる。
言及 - 米Dyna Robotics、シリーズAで1億2000万ドル調達 基盤モデルDYNA-1でクリーニングや飲食の有償稼働を拡大
米ロボット基盤モデル企業のDyna Robotics(ダイナロボティクス)は2025年9月15日、シリーズAで1億2000万ドルを調達したと発表した。Robostrategy、CRV、First Round Capitalが共同で主導し、NVIDIAやAmazon、Samsung、LGの投資部門も参加した。企業価値は開示していない。同社によると基盤モデルDYNA-1はホテルや飲食店、コインランドリー、ジムで有償稼働し、1日最大16時間動いている。
言及 - 米FieldAI、2回連続の資金調達で4億500万ドル 機体を選ばない「物理優先」のロボット頭脳を売り込む
米カリフォルニア州アーバインのロボット自律ソフト企業FieldAIは2025年8月20日、2回連続のラウンドで計4億500万ドルを調達したと発表した。ベゾスエクスペディションズ、BHPベンチャーズ、インテルキャピタル、コースラベンチャーズ、エヌビディアのNベンチャーズ、テマセクなどが出資した。企業価値は開示していない。同社の基盤モデルは日本、欧州、米国の産業現場で四足ロボットや人型ロボットなどに使われているという。
言及 - 米Skild AI、四脚や人型、アームを一つで動かすロボット基盤モデル「Skild Brain」を公表
米Skild AIは2025年7月29日、シミュレーションとインターネット動画で事前学習する2層構造のロボット基盤モデル「Skild Brain」を公表し、四脚ロボット、人型ロボット、卓上アーム、移動マニピュレーターで動くと説明した。顧客や価格は示さなかったが、機体を問わない戦略はその後の140億ドル超の企業価値とARR1億ドル超につながった。
当事者 - Genesis AI、EclipseとKhoslaからシード1億500万ドル調達 自社シミュレーションで汎用ロボット頭脳を開発
パリとパロアルトに拠点を置くフィジカルAI研究所Genesis AIは2025年7月1日、EclipseとKhosla Venturesが共同で主導した1億500万ドルの資金調達を発表し、表舞台に登場した。仏公的投資銀行Bpifrance、HSG、Eric Schmidt氏、Xavier Niel氏も出資した。同社は後にこの調達をシードと位置付けており、自社開発の物理シミュレーション、生成モデル、実機データを組み合わせたデータエンジンで汎用ロボット基盤モデルを構築する。企業価値は開示していない。
言及 - エヌビディア、人型ロボット基盤モデルをGR00T N1.5に刷新 世界モデルの映像で3カ月分のデータ作業を36時間に短縮
米エヌビディアは2025年5月18日、台北で開かれたCOMPUTEX 2025で人型ロボット向け基盤モデルIsaac GR00T N1.5と合成データ生成の設計図Isaac GR00T-Dreamsを発表した。同社の研究部門はCosmos世界モデルが生成した映像を使い、人手なら3カ月近くかかる学習データを36時間で作ったという。発表で名前が挙がった企業に日本勢は含まれなかった。
提携先 - 米フィジカルインテリジェンスのπ0.5、学習に含まれない住宅で台所と寝室を片付け 学習例の97.6%は他のデータ源
米ロボットAI新興企業のフィジカルインテリジェンス(Physical Intelligence)は2025年4月22日、視覚言語行動(VLA)モデル「π0.5」を公表した。移動型の双腕ロボットが学習データに含まれない実在の住宅3軒で10〜15分かけて部屋を片付けた。同社は他のロボットやウェブのデータを混ぜる共同学習が汎化の鍵だとしている。
言及 - 米ヒト型ロボのアプトロニク、シリーズAで3億5000万ドル調達 グーグルも出資
米テキサス州オースティンのヒト型ロボット企業アプトロニクは2025年2月13日、B CapitalとCapital Factoryが共同で主導し、グーグルが参加するシリーズAで3億5000万ドルを調達したと発表した。調達額はそれまでの累計2800万ドルの12.5倍にあたり、ヒト型ロボット「アポロ」の量産と2025年の導入拡大に充てる。
言及 - エヌビディア、CES 2025でロボットと自動運転向け世界基盤モデル「Cosmos」を公開 Figure、Agility、XPENG、Uberなど15社が採用、日本勢は不在
米エヌビディアは2025年1月6日、ロボットや自動運転車の学習用に物理法則を踏まえた映像を生成する世界基盤モデル基盤「Cosmos」をCESで発表し、商用利用を認める自社ライセンスで最初のモデルを公開した。ロボットと自動運転の14社とUberを初期採用企業に挙げたが、日本企業は含まれなかった。同日、少数の人の実演を大量の合成動作データに増やすヒューマノイド向け「Isaac GR00T Blueprint」も発表した。
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