Agility Robotics
倉庫や物流、製造の現場で使われる二足歩行ヒューマノイド「Digit」を開発する。
Agility Roboticsは2022年4月22日以降、4件の公表済みの資金調達ラウンドで3.67億ドルを調達しており、直近のラウンドは2026年6月24日に発表されたSPAC merger agreement (Churchill Capital Corp XI, pending)です。2026年10月15日時点のデータです。
- ロボット資金調達の1カ月(2026年9月中旬から10月中旬)、チップとデータと安全に資金集中 ヒューマノイド企業は株式市場へ
MEKAWIREが確認した2026年9月15日から10月14日までのロボット関連の民間資金調達は、金額開示ベースで14件、計10億7130万ドルだった。演算チップが51.3%、ロボットAIモデルが20.5%、データや認識、安全のソフトウエアが8.7%を占め、ヒューマノイド企業は1000万ドル(0.9%)にとどまった。1月から9月中旬は13.4%だった。10月に発表されたMecka、Multiply Labs、SafeWorld、Minerva Humanoidsの4件は、いずれも高性能なロボットと有償の現場投入の間を埋める要素に資金が向かい、ヒューマノイド企業はIPOやSPAC、Form Dで資金を集めた。
言及 - 韓国、Robrosのヒューマノイド20台に安全柵なしの工場実証を承認 Figure、Atlas、UBTechも直面する本当のボトルネック
韓国産業通商部の規制特例審議委員会は10月13日、RobrosがNepes、Sungwoo Hitech、HD現代三湖、Delivery Labの現場にヒューマノイド20台を投入する実証特例を承認した。固定式ロボットを前提に安全柵を義務付けた規定を、雇用労働部基準のリスクアセスメントを条件に外した。MEKAWIREのデータと比べると規模は小さい。現代自動車グループはAtlas 2万5000台を計画し、UBTechは半年で921台を販売した。それでも、人のそばでヒューマノイドが働けるかを政府が正式に変えた例は、MEKAWIREの記録では韓国だけであり、各国の工場導入が待っているのも台数ではなくこの許可である。
言及 - 米アジリティ・ロボティクス、SPAC上場の登録届出書が発効 チャーチルXIは11月2日に株主投票
米人型ロボット企業アジリティ・ロボティクスと特別買収目的会社(SPAC)チャーチル・キャピタル・コープXIは13日、プレスリリースで、米証券取引委員会(SEC)が合併に関するフォームS-4の登録届出書の効力発生を宣言したと発表した。チャーチルXIは9月14日時点の株主を対象に11月2日に臨時株主総会を開く。両社は総額6億2000万ドル超の調達を見込み、内訳は償還がない前提で信託口座の約4億2400万ドルと、鴻海(フォックスコン)が主導する約2億ドルの普通株PIPEだ。完了は11月の見通しで、統合会社はナスダックで「AGLT」として取引される。MEKAWIREの報道では6月の合併契約時の評価額は投資前25億ドルで、当社データベースで確認済みの2022年シリーズB以降の調達額は約3億6700万ドルのため、上場が実現すれば開示済みの調達資本はほぼ倍増する。物流現場の人手不足に悩む日本の3PL各社にとっても、Digitの量産資金の行方は注目点となる。
当事者 - ユニツリー、人型ロボットの売上が四足ロボットを逆転 ただし4分の3近くは大学と研究機関向け
中国杭州の四足ロボットと人型ロボットのメーカー、ユニツリー(宇樹科技)は2026年8月に上海証券取引所の科創板に上場し、上場書類で人型ロボットの売上が四足ロボットを初めて上回ったことを明らかにした。ただし2025年1~9月の人型ロボット売上の73.60%は研究と教育向けで、産業用途は9.01%にとどまる。公開価格ベースで約610億元と評価された同社にとって、工場に入れるかどうかが最大の論点となる。
言及 - VLA(視覚言語行動)モデルとは何か、誰が開発しているのか
VLA(視覚言語行動)モデルは、カメラ映像と自然言語の指示を同時に読み込み、ロボットが次に実行するモーター指令を出力する単一のニューラルネットワークで、画像と言葉を理解する視覚言語モデルをロボットの実演データで追加学習して作る。グーグル ディープマインド、フィジカル インテリジェンス、エヌビディア、フィギュアAI、スキルドAIが先行し、ファナックや安川電機は外部モデルを自社ロボットに取り込む道を選んだ。
言及 - 米陸軍の人型ロボット競技、勝者5者のうち完成機はIHMCの「Alex」のみ 残る4者は電源や触覚など部品
米陸軍は人型ロボット技術コンテスト「xTechHumanoid」の勝者5者を発表した。完成した人型ロボットはフロリダ人間機械認知研究所(IHMC)のAlexだけで、残る4者は電源、触覚センサー、指揮統制ソフトの企業だった。陸軍が軍用人型ロボットの課題をどこに見ているかを映す結果となった。
言及 - 業務用サービスロボット販売24%増、物流が半数近く ヒューマノイドは約7000台どまり IFR調べ
国際ロボット連盟(IFR)は2026年9月30日、2025年の業務用サービスロボットの世界出荷台数が前年比24%増の約25万台だったと発表した。運輸と物流向けが11万7500台で半数近くを占めた。身長140cm超のヒューマノイドの販売は約7000台で、IFRが把握するヒューマノイドメーカー174社の半数超が中国企業だった。
言及 - ヒューマノイド出荷、上半期に2万5000台弱で432%増 中国勢が95%超握る IDC調べ
IDCは9月29日、2026年上半期の世界のヒューマノイドロボット出荷台数が2万5000台弱と前年同期比432.1%増え、市場規模は7億4000万ドルを超えたと発表した。中国が出荷の約77.9%を占め、中国メーカーの比率は95%を超えた。IDCは2030年の予測を約50%引き上げ75万台超とした。
言及 - 米Agility Robotics、ヒューマノイド「Digit」以外に車輪型ロボットを検討
米Agility RoboticsのJonathan Hurst最高経営責任者(CEO)は、多様な作業環境や顧客ニーズに対応するため、車輪型を含む複数の形態のロボットを検討していることを明らかにした。Hurst氏は検討は始まったばかりで、投入時期は未定であり、Digitの車輪版になるか全く新しい機体になるかも決まっていないと述べた。同社は名前を明かしていない1社からDigit v5の複数年契約で3億ドルを超える受注を抱え、評価額25億ドルのSPAC(特別買収目的会社)との合併で上場し、6億2000万ドル超の総調達を見込む。25年の売上高は180万ドル、営業損失は1億4000万ドルだった。
当事者 - ボストンダイナミクス、現代自の米工場にアトラス訓練拠点 2万5000台配備へ
ボストンダイナミクスは米ジョージア州のHMGMAにアトラスの訓練施設RMACを開設した。アトラスは部品の順立てを学び、2030年までに組み立てへ用途を広げる。現代自動車グループは2万5000台の配備と年3万台の米国ロボット工場を計画する。
言及 - 米アジリティ、柵なしで人と働くヒューマノイド「Digit 5」を発表、3億ドル超の受注は契約上のマイルストーン達成が条件
米アジリティロボティクスは2026年9月15日、安全柵なしで作業者のそばで働けるよう設計した新型ヒューマノイド「Digit 5」を発表した。2026年5月時点で3億ドルを超える複数年受注を得たとするが、契約上のマイルストーン達成を条件としており、一般販売は2027年末を見込む。
当事者 - 造船向け人型ロボの米Persona AI、1億4200万ドルの私募で6540万ドル調達
米ヒューストンの人型ロボット開発Persona AIは2026年9月14日に米証券取引委員会(SEC)へ提出したフォームDで、総額1億4196万4814ドルの私募のうち6536万3626ドルを46人の投資家に販売したと届け出た。初回販売は8月28日。造船所の溶接などを担うロボットを開発し、韓国HD現代と導入契約を結んでいる。
言及 - 米Agility Robotics、ナスダック上場へS-4提出 2025年売上高178万ドル、純損失1億3800万ドル
人型ロボット「Digit」を手掛ける米Agility Robotics と合併する特別買収目的会社Churchill Capital Corp XIは2026年9月4日、米証券取引委員会(SEC)にS-4登録届出書を提出した。株式価値25億ドルの取引で、ナスダックでの銘柄コードはAGLT。2025年の売上高は178万2000ドル、純損失は1億3810万ドルだった。
当事者 - 米Figure、Nscaleと35億ドルの計算資源契約 エヌビディア「Vera Rubin」GPU最大10万基でロボット基盤モデルを学習
米人型ロボット開発のFigure AIは2026年9月3日、Nscaleと戦略提携を結び、米テキサス州バーストウでエヌビディアのVera Rubin基盤GPUを最大10万基確保すると発表した。当初の利用確約額は35億ドルで、60億ドル超への拡大を目指す。NscaleはFigureへの戦略出資も行う。
言及 - UBTECH、上期に人型ロボット921台を販売 関連売上高は1445%増
香港上場のUBTECH(優必選)は8月28日、2026年1〜6月期の売上高が前年同期比104.2%増の12億6910万元になったと発表した。フルサイズ人型ロボットの売上高は5億9030万元と前年同期の3820万元から急増し、販売台数は921台。期間損失は23.0%縮小の3億3880万元だったが、1社の顧客が売上高の24%を占めた。
言及 - テスラ、フリーモントのモデルSとXのラインを撤去しオプティマス設置 初期生産分は社内「アカデミー」へ、四半期設備投資58億ドル
米テスラは7月22日に公表した2026年4〜6月期の株主向け資料で、フリーモント工場のモデルSとモデルXの生産ラインを撤去し、人型ロボット「オプティマス」の第1世代ラインを設置していると明らかにした。近く生産を始め、初期生産分は学習データを集める社内の「オプティマス アカデミー」で使う。設備投資は57億9000万ドルと1〜3月期の2.3倍に膨らみ、フリーキャッシュフローは10億9000万ドルの赤字に転じた。生産台数や生産能力、第3世代の公開時期は示さなかった。
言及 - 中国工業情報化省、身体性AIロボットの今年の生産「10万台超」を予想
中国工業情報化省(MIIT)は2026年7月20日、230社超が400種以上の身体性AIロボット完成品を発表し、通年の生産は10万台を超える見通しだと明らかにした。国家統計局によると1〜8月の産業用ロボット生産は72万9352セットと29.0%増えた。政府は国有資産監督管理委員会と組み、人型ロボットを実際の現場に投入して訓練する事業を進めている。
言及 - TRI発の米Walden Robotics、シードで3億ドル調達 設立半年で評価額11億ドル
トヨタ リサーチ インスティテュート(TRI)から2026年1月に独立した米Walden Roboticsは7月15日、トヨタとDeviation Capitalが共同で主導するシード資金3億ドルの調達を発表した。評価額は11億ドル。大規模行動モデルで動くロボットが2月から北米のトヨタ工場で生産作業を担っているという。7月28日にはサムスンSDSとの協業も公表した。
言及 - フィギュアAI、人型ロボ「F.03」をBMWスパータンバーグ工場に投入 生産能力を120日で24倍、小売り物流とも契約
米フィギュアAIは2026年6月30日、人型ロボット「フィギュア03」がBMWグループのスパータンバーグ工場52号棟で、基盤モデル「ヘリックス02」により部品の順立て作業をしていると発表した。同社は4月29日、自社工場「BotQ」の生産能力を120日足らずで1日1台から1時間1台に高め、累計350台超を出荷したと公表していた。5月26日にはJCペニーの親会社カタリストブランズと物流拠点の自動化で契約した。
言及 - 米アジリティ、SPACのチャーチルXIと合併しナスダック上場へ 企業価値25億ドル、鴻海がPIPE主導
人型ロボット「Digit」を手掛ける米アジリティロボティクスは2026年6月24日、特別買収目的会社(SPAC)のChurchill Capital Corp XIと合併することで最終合意した。合併前の株式価値は25億ドルで、総額6億2000万ドル超の資金調達を見込む。うち約2億ドルは鴻海精密工業(フォックスコン)が主導するPIPEで賄う。
当事者 - 米1X、家庭用人型ロボ「NEO」のヘイワード工場を公開 年1万台、2027年末に10万台目指す
米1Xテクノロジーズは2026年4月30日、カリフォルニア州ヘイワードの工場で家庭用人型ロボット「NEO」を年最大1万台生産できると発表した。2027年末までに年10万台超へ引き上げる。モーター、電池、ハンド、構造部品を内製し、予約開始から5日で1年分の生産枠が埋まったという。
言及 - テスラ、フリーモントのモデルSとX生産ラインを年100万台規模のオプティマス用に転換 テキサスでは1000万台ラインを設計
米テスラは2026年1~3月期の株主向け資料で、年100万台の人型ロボット生産を想定した第1世代オプティマスのラインが、フリーモント工場のモデルSとモデルXのラインに置き換わると明らかにした。ギガファクトリーテキサスでは長期的に年1000万台の生産能力を持つ第2世代ラインを準備する。売上高は223億9000万ドルだった。
言及 - 中国UBTech、2025年にフルサイズ人型ロボット1079台を販売 関連売上は23倍の8億2060万元
中国のUBTech Robotics(優必選科技)は2025年通期決算で、フルサイズ人型ロボットの売上高が前年比2203.7%増の8億2060万元、販売台数が1079台だったと発表した。グループ売上高は53.3%増の20億元、純損失は7億8980万元に縮小した。年3回の株式割当で57億8000万元を調達し、年6000台超の生産能力を整えた。
言及 - アマゾン、身長107センチの人型ロボ「Sprout」の米Fauna Roboticsを買収 発売から2カ月足らず
米ニューヨークの人型ロボット新興Fauna Roboticsは2026年3月24日、アマゾンの傘下に入ったと発表した。買収額は開示していない。100万台超の物流ロボットを運用するアマゾンが、人のそばで働く小型の人型ロボットを手に入れたことで、サービス分野の人手不足に悩む日本のロボット各社にも新たな競争相手が現れた。
言及 - 独アジャイルロボッツ、グーグル ディープマインドと研究提携 産業用ロボットに「Gemini Robotics」
独ミュンヘンのアジャイルロボッツは2026年3月24日、グーグル ディープマインドと戦略的研究提携を結び、Gemini Robotics基盤モデルを自社ハードウエアに統合すると発表した。2万件超のロボットソリューションを導入済みとする同社は、ボストンダイナミクスやアプトロニックに続きグーグル陣営に加わった。契約条件は開示していない。
言及 - 現代自グループ、セマングムに9兆ウォン 年産3万台のロボット工場とGPU5万基のデータセンターを同じ敷地に
韓国の現代自動車グループは2026年2月27日、全羅北道群山市のセマングムにロボット、AI、水素を一体化した拠点を設け、2026年から約9兆ウォンを投じると発表した。4000億ウォンのロボットクラスターには年産約3万台の完成ロボット工場、中小企業向けの受託生産ファウンドリー、部品団地が入り2029年に完工する。隣接して5兆8000億ウォンのAIデータセンターを建設し、GPUを段階的に5万基まで増やす。
言及 - トヨタのカナダ工場、試験導入を経て米アジリティのヒューマノイド「Digit」をサービス契約で採用
トヨタ自動車のカナダ生産子会社TMMCは米アジリティロボティクスとロボットのサービス提供(RaaS)契約を結び、オンタリオ州ケンブリッジとウッドストックの工場で製造、サプライチェーン、物流業務にヒューマノイドDigitを投入する。導入台数や契約額、期間は明らかにしていない。BMWやメルセデス、現代自動車が米ヒューマノイド企業と組むなか、トヨタ系の工場も外部ロボットを月額型で使う道を選んだ。
当事者 - 米アプトロニク、5億2000万ドルを追加調達 評価額は3倍に、シリーズA累計9億3500万ドル超
米テキサス州オースティンのヒト型ロボット企業アプトロニクは2026年2月11日、シリーズAの追加ラウンド「シリーズA-X」で5億2000万ドルを調達したと発表した。評価額はシリーズA時の3倍で、シリーズAの累計は9億3500万ドルを超えた。ジョンディア、AT&Tベンチャーズ、カタール投資庁が新たに出資し、資金はアポロの量産と2026年に披露する新型機に充てる。
言及 - テスラ、最初のオプティマス生産ラインを2026年末までに稼働へ 最終的に年100万台、純利益は46%減
テスラは2025年10~12月期の株主向け資料で、量産向けの第3世代オプティマスを2026年1~3月期に公開し、年内に最初の生産ラインを稼働させ、最終的に年100万台の生産能力を目指すと明らかにした。2025年の純利益は46%減の37億9400万ドルで、xAIへの約20億ドルの投資でも合意した。
言及 - 独シェフラー、英Humanoidにアクチュエーター供給しロボットも購入 5年で自社工場に数百台
独モーション技術大手シェフラーは2026年1月13日、英スタートアップのHumanoidと5年間の戦略的技術提携を結んだ。波動歯車アクチュエーターの供給契約とヒューマノイドの購入取り決めを組み合わせ、数百台を世界の生産網に導入する。Humanoidはその後1週間でシーメンスのエアランゲン工場とフォードのケルン拠点での実証結果も公表した。
言及 - 現代モービス、ボストンダイナミクスのAtlasにアクチュエーター供給 初のロボット顧客
現代モービスは2026年1月7日、CESでボストンダイナミクスと戦略的協力の枠組みを結び、人型ロボットAtlas量産版にアクチュエーターを供給すると発表した。同社はアクチュエーターが材料費の6割超を占めるとし、ハンドグリッパー、センサー、制御器、バッテリーパックへ協力を広げる。現代自動車グループは2028年までに年3万台の生産能力を目指す。
言及 - 米Boston Dynamics、量産型Atlasの生産開始 現代自グループは2028年に年3万台のロボット生産体制
米Boston Dynamicsは1月5日、CES 2026で電動ヒューマノイド「Atlas」の製品版を発表し、ボストン本社で直ちに生産を始めると明らかにした。2026年の生産分は現代自動車グループと米Google DeepMindに全量割り当て済みだ。現代自グループは2028年までに年3万台のロボット生産体制を整え、同年に米ジョージア州工場で部品のシーケンス作業に投入し、2030年には組立工程へ広げる。
言及 - 米1X、出資元EQTの投資先300社超に人型ロボNEOを2030年まで最大1万台供給へ 家庭用機を産業現場に
米人型ロボット企業の1X Technologiesは2025年12月11日、出資元のEQTと戦略提携を結び、2026年から2030年にかけてEQTの投資先企業にNEOを最大1万台提供できるようにすると発表した。2026年に米国で試験導入を始め、その後欧州とアジアに広げる。導入の可否は各投資先が判断し、価格や確定台数は開示していない。
言及 - 米フィギュア、BMW工場で11カ月稼働の「Figure 02」を退役 車3万台の生産に寄与、年1万2000台のBotQラインで「Figure 03」に移行
米ヒト型ロボット開発のフィギュアAIは、BMWスパータンバーグ工場に11カ月投入した「Figure 02」がX3の3万台超の生産に寄与したと公表し、同機を退役させた。後継の「Figure 03」は2025年10月9日に発表され、カメラ遅延を4分の1に縮め、3グラムの力を検知する触覚指先や2キロワットの非接触充電を備える。年最大1万2000台を生産するBotQの第1世代ラインで量産する計画だ。
言及 - 小鵬汽車、自由度82の次世代人型ロボット「IRON」を公開 2026年末の量産目指す
中国の電気自動車メーカー、小鵬汽車(XPeng)は2025年11月5日、広州で開いたAIデーで次世代人型ロボット「IRON」を発表した。全身82自由度、片手22自由度の手、自社開発のTuring AIチップ3個と全固体電池を搭載し、2026年末までの大規模量産を目標に掲げた。
言及 - 独シェフラー、NEURA Roboticsの人型ロボット関節を供給 2035年までに自社工場へ4桁台半ばの台数を導入
独軸受大手シェフラーと人型ロボット新興のNEURA Roboticsは2025年11月4日、アクチュエーターを中心に人型ロボットの主要部品を共同開発し供給する技術提携を発表した。シェフラーは引き取り契約に基づき、2035年までに4桁台半ばの人型ロボットを世界の生産網に組み込む計画だ。
言及 - NVIDIA、工場デジタルツインとThorロボット計算機を米製造業再建の道具に 鴻海、シーメンス、ファナックとロボット開発4社が名を連ねる
NVIDIAは2025年10月28日のワシントンGTCで、工場規模のデジタルツイン向けMega Omniverseブループリントを拡張し、シーメンス、ファナック、鴻海を最初の協業先として紹介した。Figure、アジリティ ロボティクス、アマゾン ロボティクス、スキルドAIを同社技術を使うロボット開発企業に挙げ、FP4で5581テラフロップスの産業、医療向けエッジ計算機IGX Thorを2025年12月に提供するとした。
提携先 - 米1X、家庭用ヒューマノイド「NEO」の予約受付を開始 購入2万ドルか月額499ドル、2026年に米国で納入
米1X Technologiesは2025年10月27日、家庭用ヒューマノイド「NEO」の予約受付を始めた。価格は購入2万ドル、サブスクリプション月額499ドルで、2026年に米国で納入を始め、2027年に海外へ広げる。未習得の家事は1Xの専門スタッフが遠隔で指導する。
言及 - Google DeepMind、「考えてから動く」ロボットAI「Gemini Robotics 1.5」を発表 計画モデルはAPIで開発者に開放
グーグル傘下のGoogle DeepMindは2025年9月25日、動作の前に自然言語で推論し、異なるロボットの機体間で技能を移せる視覚言語行動(VLA)モデル「Gemini Robotics 1.5」と、身体性推論モデル「Gemini Robotics-ER 1.5」を発表した。ER 1.5はGemini APIでプレビュー提供を始めた。技術報告書によると、両者を組み合わせたエージェントは長時間タスクのサブタスク失敗率を44.5%から22%に半減させた。
言及 - 米フィギュア、ブルックフィールドの住宅10万戸超で人型ロボット事前学習データを収集
米ヒューマノイド開発のフィギュアAIは2025年9月17日、10万戸超の住宅を保有するブルックフィールドと戦略提携し、同社が世界最大とする人型ロボットの事前学習データセット構築やGPUデータセンター、ロボット導入での協業を検討すると発表した。ブルックフィールドはフィギュアのシリーズCにも出資した。フィギュアは翌日「プロジェクトゴービッグ(Go-Big)」の詳細を公表し、ロボットの実演データを使わず人間の一人称映像だけで基盤モデル「Helix」が室内移動を習得したと明らかにした。
言及 - 米フィギュア、パークウェイ主導のシリーズCで10億ドル超を確保 企業価値390億ドル、1年半で15倍に
米人型ロボット開発のFigure AIは2025年9月16日、シリーズCで10億ドルを超える出資確約を得たと発表した。投資後企業価値は390億ドル。Parkway Venture Capitalが主導し、エヌビディア、ブルックフィールド、インテルキャピタル、クアルコムベンチャーズ、LGテクノロジーベンチャーズなどが参加した。資金はBotQでの量産、AIモデルHelix向けGPU基盤、人間の動画データ収集に充てる。
言及 - エヌビディア、ロボット頭脳「ジェットソン ソー」を3499ドルから発売 フィギュアやアジリティ、ボストンダイナミクスが採用
米エヌビディアは2025年8月25日、Blackwell世代GPUを載せたロボット向けコンピューター「Jetson AGX Thor」開発者キットと量産モジュール「Jetson T5000」の一般提供を始めた。開発者キットは3499ドルからで、メモリーは128GB、AI演算性能は前世代のJetson Orinの7.5倍という。フィギュア、アジリティロボティクス、ボストンダイナミクス、アマゾンロボティクスなど8社が初期採用企業に名を連ね、1X、オープンAI、フィジカルインテリジェンスが評価を進めている。
提携先 - 米FieldAI、2回連続の資金調達で4億500万ドル 機体を選ばない「物理優先」のロボット頭脳を売り込む
米カリフォルニア州アーバインのロボット自律ソフト企業FieldAIは2025年8月20日、2回連続のラウンドで計4億500万ドルを調達したと発表した。ベゾスエクスペディションズ、BHPベンチャーズ、インテルキャピタル、コースラベンチャーズ、エヌビディアのNベンチャーズ、テマセクなどが出資した。企業価値は開示していない。同社の基盤モデルは日本、欧州、米国の産業現場で四足ロボットや人型ロボットなどに使われているという。
言及 - アマゾン、100万台目のロボットを日本の物流拠点に配備 走行時間を10%短縮するAI基盤モデル「DeepFleet」も公開
米アマゾンは2025年7月1日、100万台目のロボットを日本のフルフィルメントセンターに納入したと発表した。ロボットは世界300カ所以上の施設で稼働する。同日、AWSのツールで開発した生成AI基盤モデル「DeepFleet」を公開し、ロボット群の走行時間を10%改善すると説明した。
言及 - グーグル傘下ディープマインド、ロボット本体で動く「Gemini Robotics On-Device」を公開 実演50回で新作業を習得
米グーグル傘下のグーグル ディープマインドは2025年6月24日、ネットワーク接続なしにロボット上で動作する視覚言語行動(VLA)モデル「Gemini Robotics On-Device」を発表した。同社が外部開発者に微調整を認める初のVLAモデルで、信頼できるテスター向けのSDKを通じて提供する。独フランカの双腕FR3や米アプトロニクの人型ロボット「アポロ」にも適用したという。
言及 - 計測大手ヘキサゴン、産業用人型ロボット「AEON」を発表 シェフラーとピラタスが先行導入
スウェーデンの計測技術大手ヘキサゴンは2025年6月17日、米ラスベガスで開いた自社イベント「Hexagon LIVE Global」で、検査、工作機械への部品供給、ハンドリング、現実空間の計測を担う人型ロボットAEONを発表した。独シェフラーとスイスのピラタスが試験導入し、ヘキサゴンは6カ月間の生産現場への配備を経て商用展開を広げる計画だ。
言及 - エヌビディア、人型ロボット基盤モデルをGR00T N1.5に刷新 世界モデルの映像で3カ月分のデータ作業を36時間に短縮
米エヌビディアは2025年5月18日、台北で開かれたCOMPUTEX 2025で人型ロボット向け基盤モデルIsaac GR00T N1.5と合成データ生成の設計図Isaac GR00T-Dreamsを発表した。同社の研究部門はCosmos世界モデルが生成した映像を使い、人手なら3カ月近くかかる学習データを36時間で作ったという。発表で名前が挙がった企業に日本勢は含まれなかった。
提携先 - エヌビディア、人型ロボット向け基盤モデル「Isaac GR00T N1」をGTC 2025で公開 Google DeepMind、Disney Researchと物理エンジン「Newton」も共同開発
米エヌビディアは2025年3月18日、人型ロボット向けの視覚言語行動(VLA)モデル「Isaac GR00T N1」をHugging FaceとGitHubで公開し、1X、Agility Robotics、ボストンダイナミクス、Mentee Robotics、NEURA Roboticsを先行利用パートナーに挙げた。Google DeepMind、Disney Researchと開発中のオープンソース物理エンジン「Newton」、合成操作データの設計図、15テラバイトの公開データセットも同時に発表した。日本の産業用ロボット大手はパートナー一覧に名前がなかった。
提携先 - Figure、人型ロボット工場「BotQ」を始動 第1世代ラインで年1万2000体、ロボット自身も組み立てに
Figure AIは2025年3月15日、第1世代ラインで年間最大1万2000体の人型ロボットを生産できる垂直統合型工場BotQを発表した。後継機を射出成形やダイカスト、プレス中心に設計し直し、工場ソフトも自社開発した。調達網は4年でロボット10万体規模まで拡大できるとしている。
言及 - Google DeepMind、「Gemini Robotics」を発表 Gemini 2.0をロボット制御に転用、人型はApptronikと提携
Google DeepMindは2025年3月12日、Gemini 2.0を基盤とする視覚言語行動(VLA)モデル「Gemini Robotics」と、空間推論に特化した「Gemini Robotics-ER」を発表した。同社はVLAモデルが汎化ベンチマークで他の先端モデルの2倍超の性能を示したとし、人型ロボットでは米Apptronikと提携、ERモデルはBoston DynamicsやAgility Roboticsなど4社の限定テスターに先行提供した。
提携先 - 1X、家庭用ヒューマノイド「NEOガンマ」を発表 騒音10dB低減、島精機製ニットをまとい社内での家庭試験へ
米ヒューマノイド開発の1Xテクノロジーズは2025年2月21日、家庭用ヒューマノイドNEOの新型「NEOガンマ」を発表した。同社によると騒音は従来比で約10デシベル下がり、ハードウエアの信頼性は10倍に高まった。社内での家庭試験に入るとしたが、価格や納期、身長や重量などの仕様は明らかにしなかった。
言及 - 米ヒト型ロボのアプトロニク、シリーズAで3億5000万ドル調達 グーグルも出資
米テキサス州オースティンのヒト型ロボット企業アプトロニクは2025年2月13日、B CapitalとCapital Factoryが共同で主導し、グーグルが参加するシリーズAで3億5000万ドルを調達したと発表した。調達額はそれまでの累計2800万ドルの12.5倍にあたり、ヒト型ロボット「アポロ」の量産と2025年の導入拡大に充てる。
言及 - エヌビディア、CES 2025でロボットと自動運転向け世界基盤モデル「Cosmos」を公開 Figure、Agility、XPENG、Uberなど15社が採用、日本勢は不在
米エヌビディアは2025年1月6日、ロボットや自動運転車の学習用に物理法則を踏まえた映像を生成する世界基盤モデル基盤「Cosmos」をCESで発表し、商用利用を認める自社ライセンスで最初のモデルを公開した。ロボットと自動運転の14社とUberを初期採用企業に挙げたが、日本企業は含まれなかった。同日、少数の人の実演を大量の合成動作データに増やすヒューマノイド向け「Isaac GR00T Blueprint」も発表した。
提携先